2012年01月28日
母校で講演してきました。
今日は母校の筑駒で、高校1年生に向けて進路講演会をしてきました。
単独、1人で約2時間半も喋り続けてしまいましたw
気合い入れすぎて、パワーポイントスライドが138枚にもなってしまいましたww
社会人になって1年も経っていない奴が何を偉そうに、と思われてしまうかもしれませんが、以下は今日高校1年生に伝えたメッセージです。


単独、1人で約2時間半も喋り続けてしまいましたw
気合い入れすぎて、パワーポイントスライドが138枚にもなってしまいましたww
社会人になって1年も経っていない奴が何を偉そうに、と思われてしまうかもしれませんが、以下は今日高校1年生に伝えたメッセージです。


2012年01月26日
Scientific Americanに掲載されました!
アメリカの超有名科学雑誌「Scientific American」のウェブサイトで、
SCIEMENT(サイアメント)の最新作「細胞の世界3D Short Version」が掲載されました!!
Winners of the Cyberscreen Science Film Festival at Science Online 2012
http://blogs.scientificamerican.com/psi-vid/2012/01/24/winners-of-the-cyberscreen-science-film-festival-at-science-online-2012/

アメリカ、North Carolinaで1/19~21に開催されたScience Online 2012と言うイベント内で、1/21にCyberscreen Science Film Festivalと言う科学映像祭があったのですが、その映像祭で、
「細胞の世界3D Short Version」がMaya Animation Categoryで準優勝したのです!
この映像祭の主催者が、Scientific Americanの編集者であるDr. Carin Bondar氏だったのですが、彼女から映像祭の応募締め切りの約1週間ほど前に「是非あなたの作品を応募して下さい。」とのメールを頂きました。ちょうどそれが、今回の「細胞の世界3D Short Version」が完成する数日前だったので、急いで完成させて応募したところ、今回の賞を頂けたと言うわけです。
私が数年前に作った作品、「Cardiac Tamponade」も入選致しました!
研修医期間中に英語で紹介されるのを目標の1つにしていたのですが、早くも達成することが出来ました。もっと大きな目標を立てようと思います。
海外も視野に入れ、SCIEMENTのウェブサイトの英語版も完成しました。
http://www.sciement.com/index_e.html
Scientific AmericanやNature, Scienceなどの一流科学雑誌とコラボレーションしたいなぁ。
SCIEMENT(サイアメント)の最新作「細胞の世界3D Short Version」が掲載されました!!
Winners of the Cyberscreen Science Film Festival at Science Online 2012
http://blogs.scientificamerican.com/psi-vid/2012/01/24/winners-of-the-cyberscreen-science-film-festival-at-science-online-2012/

アメリカ、North Carolinaで1/19~21に開催されたScience Online 2012と言うイベント内で、1/21にCyberscreen Science Film Festivalと言う科学映像祭があったのですが、その映像祭で、
「細胞の世界3D Short Version」がMaya Animation Categoryで準優勝したのです!
この映像祭の主催者が、Scientific Americanの編集者であるDr. Carin Bondar氏だったのですが、彼女から映像祭の応募締め切りの約1週間ほど前に「是非あなたの作品を応募して下さい。」とのメールを頂きました。ちょうどそれが、今回の「細胞の世界3D Short Version」が完成する数日前だったので、急いで完成させて応募したところ、今回の賞を頂けたと言うわけです。
私が数年前に作った作品、「Cardiac Tamponade」も入選致しました!
研修医期間中に英語で紹介されるのを目標の1つにしていたのですが、早くも達成することが出来ました。もっと大きな目標を立てようと思います。
海外も視野に入れ、SCIEMENTのウェブサイトの英語版も完成しました。
http://www.sciement.com/index_e.html
Scientific AmericanやNature, Scienceなどの一流科学雑誌とコラボレーションしたいなぁ。
2012年01月09日
新作を公開しました。
細胞、それは小さく、しかし広大な宇宙。
1999年にNHKで放送された「驚異の小宇宙人体III 遺伝子・DNA」。
14歳のとき、私はリアルタイムでこの番組を見て心動かされました。
「いつか、これを超える映像を自分で作りたい。」
時は流れ13年が経ちました。
あの頃からの夢に、ほんの少し近づけたように思います。
子どもの頃に自分がNHKの番組を見て思ったように、今の子ども達がこの映像を見て少しでもサイエンスの世界に興味を持ってくれればと願っています。
音楽は、これからの日本を代表するピアニスト、ピアニート公爵さんがご提供して下さいました。
短い作品ですが、ぜひHD画質、そしてスピーカーの音量を上げてご覧下さい。
2011年12月31日
2011年総括
去年の12月31日には
「2011年の目標は、とりあえず国試合格だけです。あとは環境が変わりすぎる(…予定……)ので良くわかりません。CGはほとんど出来ないだろうなぁ。」
と書いたのですが、振り返ってみれば今年は4作品(英語版も含めれば5作品)も作ってしまい、学生時代よりずっとハイペースになっていましたw
■心血管系画像集


■サイエンスを、正しく、楽しく
■Fun and Factual Science
■BioJapan 2011 World Business Forum展示ブース用ポスター


■現在制作中

◆頂いた賞
・第23回CGアニメコンテスト外伝
◆招待して頂いた講演・発表
・サイエンス映像学会第4回総会・大会
・武蔵野美術大学特別講義
◆掲載・書籍etc
・日本医事新報No. 4527 2011年1月29日号「期待のNew Generation」
・週刊医学界新聞2011年4月4日 第2923号「3DCGを活用して、医療をもっとわかりやすく身近なものに」
・修了研究論文「科学者からみた科学と芸術のつながりに関して」
・Adobe 「医療CG Hirofumi Seo サイエンスCGの未来を創るパイオニア」
・実験医学2011年12月号Vol.29 No.19 「Opinion―研究の現場から 第18回 サイエンスを,正しく,楽しく魅せるために」
4月からは研修医として、社会人として働き始めましたが、職場(病院)でも「CGの人」とか「アーティスト」とか言われたりして、アイデンティティをある程度築けてきたのではないかと思います。
研修医生活はここではあまり書きませんが、まぁそれはそれは土日祝日関係なく大変でした。とりあえず研修医の仕事は、
・とにかく患者さんの話をよく聞く
・ちょっとでもわからないところは、怒られても良いから上級医や看護師さんなどに質問する
・採血と点滴は、難しい患者さんでも最大限集中して出来る限り1回で成功させる
の3つかなぁなんて思ったり。
研修医2年目はどうなることやら。
でも自分的今年最大のイベントはやっぱり、日本初のハイクオリティscientific visualizationブランド「SCIEMENT」のウェブサイトを公開できたことです。


来年は、研修医、CGともにもっともっと充実させていきたいと思います。
「2011年の目標は、とりあえず国試合格だけです。あとは環境が変わりすぎる(…予定……)ので良くわかりません。CGはほとんど出来ないだろうなぁ。」
と書いたのですが、振り返ってみれば今年は4作品(英語版も含めれば5作品)も作ってしまい、学生時代よりずっとハイペースになっていましたw
■心血管系画像集


■サイエンスを、正しく、楽しく
■Fun and Factual Science
■BioJapan 2011 World Business Forum展示ブース用ポスター


■現在制作中

◆頂いた賞
・第23回CGアニメコンテスト外伝
◆招待して頂いた講演・発表
・サイエンス映像学会第4回総会・大会
・武蔵野美術大学特別講義
◆掲載・書籍etc
・日本医事新報No. 4527 2011年1月29日号「期待のNew Generation」
・週刊医学界新聞2011年4月4日 第2923号「3DCGを活用して、医療をもっとわかりやすく身近なものに」
・修了研究論文「科学者からみた科学と芸術のつながりに関して」
・Adobe 「医療CG Hirofumi Seo サイエンスCGの未来を創るパイオニア」
・実験医学2011年12月号Vol.29 No.19 「Opinion―研究の現場から 第18回 サイエンスを,正しく,楽しく魅せるために」
4月からは研修医として、社会人として働き始めましたが、職場(病院)でも「CGの人」とか「アーティスト」とか言われたりして、アイデンティティをある程度築けてきたのではないかと思います。
研修医生活はここではあまり書きませんが、まぁそれはそれは土日祝日関係なく大変でした。とりあえず研修医の仕事は、
・とにかく患者さんの話をよく聞く
・ちょっとでもわからないところは、怒られても良いから上級医や看護師さんなどに質問する
・採血と点滴は、難しい患者さんでも最大限集中して出来る限り1回で成功させる
の3つかなぁなんて思ったり。
研修医2年目はどうなることやら。
でも自分的今年最大のイベントはやっぱり、日本初のハイクオリティscientific visualizationブランド「SCIEMENT」のウェブサイトを公開できたことです。


来年は、研修医、CGともにもっともっと充実させていきたいと思います。
2011年12月30日
色々と告知
病棟業務が忙しく、気付けば1ヶ月以上経ってしまいました…と、言うかもう年末ですね。私は12/29, 30, 31と病棟日直で、12/31は夜の当直もあり、年越しは病院です。
さて、前回紹介させて頂いた「実験医学」の記事ですが、こちらでオンラインで読むことが出来ます。
実験医学online:Opinion―研究の現場から 第18回 サイエンスを,正しく,楽しく魅せるために
それから、最近デジタルハリウッドのウェブサイトでも新しいインタビュー記事が紹介されました。
デジタルハリウッド卒業生の瀬尾さんにお話を伺いました!
実は、12月10日に武蔵野美術大学で講義してきました。
サイエンスを 正しく 楽しく
そして最後に、現在新作制作中であります!
…と言っても5年前の作品のリメイクに近いのですが、5年間でだいぶ編集技術が上達しました。
さて、前回紹介させて頂いた「実験医学」の記事ですが、こちらでオンラインで読むことが出来ます。
実験医学online:Opinion―研究の現場から 第18回 サイエンスを,正しく,楽しく魅せるために
それから、最近デジタルハリウッドのウェブサイトでも新しいインタビュー記事が紹介されました。
デジタルハリウッド卒業生の瀬尾さんにお話を伺いました!
実は、12月10日に武蔵野美術大学で講義してきました。
サイエンスを 正しく 楽しく
そして最後に、現在新作制作中であります!
…と言っても5年前の作品のリメイクに近いのですが、5年間でだいぶ編集技術が上達しました。
2011年11月21日
SCIEMENTウェブサイトオープン!

遂に!日本初のハイクオリティscientific visualizationブランド「SCIEMENT」のウェブサイトが完成しました!
学生時代から一つ一つ諦めずに進めてきた想いの集大成です!!

http://www.sciement.com/
2011年11月20日
実験医学で掲載されました!
羊土社が毎月発行している、研究者向けの専門誌「実験医学」の最新号である2011年12月号に、自分の文章が掲載されました!





サイエンスCG, scientific visualizationの現状と日本での課題、これからの自分の夢などを、B5 1ページに凝集させました。
サイエンスCGの話題を「実験医学」で取り扱って頂けるなんて、一昔前では考えられなかったように思います。
数日後にはオンラインでも読めるようになる予定です。是非お読み下さい!





サイエンスCG, scientific visualizationの現状と日本での課題、これからの自分の夢などを、B5 1ページに凝集させました。
サイエンスCGの話題を「実験医学」で取り扱って頂けるなんて、一昔前では考えられなかったように思います。
数日後にはオンラインでも読めるようになる予定です。是非お読み下さい!
2011年09月30日
新作出来ました!!
Scientific Visualizationの新作が完成しました!!

縦1m×横3mの巨大ポスター2枚です!
実に、縦6000ピクセル×横18000ピクセル!!
メモリ4Gだとパソコンがフリーズしてしまうので、メモリ12Gまで増やしましたw


株式会社サイフューズさまの展示ブース用ポスターの制作をさせて頂きました!
再生医療製品の研究・開発・製造・販売を行っている新進気鋭のバイオベンチャー企業です。
今回、2011/10/5(水)~2011/10/7(金)までパシフィコ横浜で開催される、
BioJapan 2011 World Business Forum
に株式会社サイフューズさまも出展されると言うことで、私のところに展示ブース用ポスターの制作依頼をして下さいました。
BioJapan 2011 World Business Forumは、今年で13回目の開催となる、バイオ分野の大規模な展示会です。
第一三共、武田薬品、三菱化学などの大企業、東大や京大などの大学、そしてサイフューズのようなベンチャー企業まで、バイオ分野に携わる多くの産官学が参加します。
今回のポスターは、
他のどのブースよりも目を引くような、インパクトのある、迫力満点のポスターを作る!
と言う意気込みで作りました。皆さんの目にはどう映るでしょうか?
毎日朝8時から夜8時までは研修医として病院で働いていますので、
朝6時頃 起床
~朝7時半頃まで CG制作
8時~夜8時 病院勤務
夜9時頃~0時過ぎまで CG制作
と言うそれはそれは無茶苦茶なスケジュールをこなしていましたw
そして今回もまた、前回の新作映像(サイエンスを、正しく、楽しく。)と同様、全て自分1人で作るのではなく、複数名で仕上げました。
色合いなどのアート面に関しては、CGの専門スクールであるデジタルハリウッドでの私の恩師である山本浩司先生にアドバイスを頂き、2Dの模式図は、山本先生の門下生の宮崎愛さんにお願いしました。
病院勤務の生活を送りながら、クライアントと話し合いをしたり、山本先生や宮崎さんに指示を出したり、自分自身がCG制作やポスターレイアウトをしたりするのは本当に超超超大変でしたが、お陰様で自分としても満足のいくポスターとなりました。
このポスター、海外でも使えるように全て英語で作ってあります。いつか海外でこのポスターが展示されることを願って。
ところで、10/5, 6, 7のBioJapan 2011は、
公式ウェブサイトで事前登録することで
無料で入場出来ます!
お時間のある方は是非会場に赴き、是非株式会社サイフューズさまの展示ブースにお寄り下さい!

(写っているのは自分です。笑。)

縦1m×横3mの巨大ポスター2枚です!
実に、縦6000ピクセル×横18000ピクセル!!
メモリ4Gだとパソコンがフリーズしてしまうので、メモリ12Gまで増やしましたw


株式会社サイフューズさまの展示ブース用ポスターの制作をさせて頂きました!
再生医療製品の研究・開発・製造・販売を行っている新進気鋭のバイオベンチャー企業です。
今回、2011/10/5(水)~2011/10/7(金)までパシフィコ横浜で開催される、
BioJapan 2011 World Business Forum
に株式会社サイフューズさまも出展されると言うことで、私のところに展示ブース用ポスターの制作依頼をして下さいました。
BioJapan 2011 World Business Forumは、今年で13回目の開催となる、バイオ分野の大規模な展示会です。
第一三共、武田薬品、三菱化学などの大企業、東大や京大などの大学、そしてサイフューズのようなベンチャー企業まで、バイオ分野に携わる多くの産官学が参加します。
今回のポスターは、
他のどのブースよりも目を引くような、インパクトのある、迫力満点のポスターを作る!
と言う意気込みで作りました。皆さんの目にはどう映るでしょうか?
毎日朝8時から夜8時までは研修医として病院で働いていますので、
朝6時頃 起床
~朝7時半頃まで CG制作
8時~夜8時 病院勤務
夜9時頃~0時過ぎまで CG制作
と言うそれはそれは無茶苦茶なスケジュールをこなしていましたw
そして今回もまた、前回の新作映像(サイエンスを、正しく、楽しく。)と同様、全て自分1人で作るのではなく、複数名で仕上げました。
色合いなどのアート面に関しては、CGの専門スクールであるデジタルハリウッドでの私の恩師である山本浩司先生にアドバイスを頂き、2Dの模式図は、山本先生の門下生の宮崎愛さんにお願いしました。
病院勤務の生活を送りながら、クライアントと話し合いをしたり、山本先生や宮崎さんに指示を出したり、自分自身がCG制作やポスターレイアウトをしたりするのは本当に超超超大変でしたが、お陰様で自分としても満足のいくポスターとなりました。
このポスター、海外でも使えるように全て英語で作ってあります。いつか海外でこのポスターが展示されることを願って。
ところで、10/5, 6, 7のBioJapan 2011は、
公式ウェブサイトで事前登録することで
無料で入場出来ます!
お時間のある方は是非会場に赴き、是非株式会社サイフューズさまの展示ブースにお寄り下さい!

(写っているのは自分です。笑。)
2011年08月11日
ヘビーローテーション
7月始めから1ヶ月半に及ぶ連続夜勤と言うヘビーローテーションが今日終わりました。AKB48、ではない。
特に後半は、25日中休み2日で23日夜勤とか言う超ヘビーローテーションでした。完全に昼夜逆転生活で、最後の方はMAXハイテンションでありました。AKB48、ではない。
さて、今日から4日間で昼夜逆転を元に戻すわけですが、この4日間で、
・CGの打ち合わせ4件
・某雑誌への寄稿1件
・メールインタビュー1件
をこなさなければいけません。出来るんだろうか…
特に後半は、25日中休み2日で23日夜勤とか言う超ヘビーローテーションでした。完全に昼夜逆転生活で、最後の方はMAXハイテンションでありました。AKB48、ではない。
さて、今日から4日間で昼夜逆転を元に戻すわけですが、この4日間で、
・CGの打ち合わせ4件
・某雑誌への寄稿1件
・メールインタビュー1件
をこなさなければいけません。出来るんだろうか…
2011年07月29日
サイエンス映像学会に出ます。
急遽、7/31のサイエンス映像学会 第4回大会内の14:55~17:25に行われる分科会・学生サイエンス映像発表会に参加することになりました(http://gm.svsnet.jp/)。場所は渋谷にある青山学院大学。
もう学生ではなくなってしまいましたが、もともと3月に行われる予定だった学会で、そのときはまだ医学部6年生で正真正銘学生でした。
地震の影響で開催が延期され、どうなるかなーと思っていたのですが、いままで何も連絡が無く昨日確認したら
「発表することになっています。」
とw
何も聞いてないんですけど…
映像発表会なので、映像の説明を1,2分行って映像を流すだけなので、準備はそこまで時間かかりませんが、それにしても急すぎます。
10人くらい発表するらしいのですが、他にどんなのが流れるのでしょう。
何も知りませんw
上映する作品は既にYouTubeで発表してしまったので、特に特典などはありません。
2週間連続夜勤最終日明けに病院から渋谷に直行して、まさかの徹夜状態での発表ですww
■サイエンスを、正しく、楽しく。
■Fun and Factual Science
もう学生ではなくなってしまいましたが、もともと3月に行われる予定だった学会で、そのときはまだ医学部6年生で正真正銘学生でした。
地震の影響で開催が延期され、どうなるかなーと思っていたのですが、いままで何も連絡が無く昨日確認したら
「発表することになっています。」
とw
何も聞いてないんですけど…
映像発表会なので、映像の説明を1,2分行って映像を流すだけなので、準備はそこまで時間かかりませんが、それにしても急すぎます。
10人くらい発表するらしいのですが、他にどんなのが流れるのでしょう。
何も知りませんw
上映する作品は既にYouTubeで発表してしまったので、特に特典などはありません。
2週間連続夜勤最終日明けに病院から渋谷に直行して、まさかの徹夜状態での発表ですww
■サイエンスを、正しく、楽しく。
■Fun and Factual Science
2011年07月22日
新作制作秘話
■サイエンスを、正しく、楽しく。
■Fun and Factual Science
2011年3月9日のお昼過ぎのことでした。医師国家試験も終わり、卒業旅行からも帰国し、友人の結婚式も終わり、残すは医師国家試験の合格発表くらいとなり、特に時間に追われることもなく自分の部屋でのほほんとしていたとき、僕の携帯電話が鳴りました。
「こんな真っ昼間に誰??」
と思い画面を見ると、そこには「林勝彦さま」の文字。
「は、林さんだとっ!!」
慌てて電話に出ると、「やぁ、瀬尾くん。元気ですか?」と、いつもの林さんの口調。
林勝彦さんは、僕がサイエンスCGの世界に興味を持つきっかけとなった「NHKスペシャル 驚異の小宇宙・人体」のI~IIIシリーズ全てのプロデューサー。日本だけでなく海外でも数々の賞を受賞され、視聴率も20%を超えるという、まさに驚異的な番組を生み出した知る人ぞ知るNHKの伝説的な超大物の方です。
ではなぜそんな超大物の林さんと僕とがお互いに携帯電話の番号を知っているような関係なのかと言いますと、きっかけは2009年12月14日。僕のブログを通じてサイエンス映像学会の松本恭輔理事から1通のメールが来ました。
「来年(2010年)の3月20日・21日に開催予定のサイエンス映像学会第3回大会の20日のシンポジウム『医療映像について(仮)』にて是非瀬尾様に参加していただきたいということでご連絡させていただいております。」
と。しかも、
「私どもの学会副会長の林勝彦がプロデューサーを務めておりました、「NHKスペシャル『驚異の小宇宙 人体』」のことも記事で拝見しまして、社会に少しでも良い影響を与えられたことは非常に良かったと学会のメンバーの中でも話が盛り上がっていました。」
と。自分の憧れの番組の生みの親に直接お会いできるかもしれない。すぐに返信を書き、12月21日の夜に、林さんを始めサイエンス映像学会の方々とお会いしました。
それ以来、昨年のサイエンス映像学会で発表させて頂いただけでなく、東大総長賞授賞式にも駆けつけて下さるなど、林さんにはお世話になりっぱなしだったのです。
そんな林さんからの電話。
「瀬尾くん、3月って時間ある?実は3月後半に今年もサイエンス映像学会があるのだけれど、学生発表をしてくれる人を探していて、時間無くて申し訳ないのだけれど、何か映像作れない?」
と。林さんから直接お願いされた以上、「断る」という選択肢は存在しません。
「例えば、裁判員制度関連で何かない?」
と質問されたので、「Autopsy imagingとかどうですかね?」
と答えたところ「よし、じゃあタイトルは 『サイエンスCG最前線! ~裁判員制度とAutopsy imaging~』でお願いね。作曲はうちの理事の泉山(由典)くんにお願いして、映像編集はうちの理事で村田(豊彦)さんってのがいるからその人に連絡しといて。じゃあ何かあったら連絡してね。」
~通話終了~
気づいたときには既に電話が切れてましたw
そして勝手にタイトルまで決められてしまいました。笑。
泉山由典さんは、去年、東大総長賞用に15秒のデモリール映像を作ったときに音楽を作って下さった方で、確かな実力の持ち主です。
一方の村田豊彦さんは、林さんと長年コンビを組んでいらっしゃる編集マンで、「驚異の小宇宙・人体」シリーズの編集も手がけたベテラン中のベテランです。
こんなに強力なバックアップを用意されたら、もう全力投球で映像制作開始です。
と、言ってもさすがにたった数週間で新しいフル3DCGアニメーションを作るのは到底無理。で、あれば今までに作った画像や映像をとにかく格好良く編集し直して1つの作品に仕上げてしまえば良いではないか!
そこで早速裁判員制度関連のこれまでの作品をピックアップして構想を練ったのですが、自分がその場で行うプレゼンであれば20分以上続くものであっても、誰がいつ見ても飽きない映像にするとなるとどう頑張っても1分ちょっとで終わってしまう雰囲気に。
これはまずいと思い、林さんの指示を完全に無視し(!)、まだYouTube上で公開していなかった(…と、言うより画像なので公開しようがなかった)「裁判員制度」「顕微鏡画像」「学術雑誌」の3つを一気にまとめてエンターテイメント作品に仕上げてしまおう!とひらめきました。
電話の2日後の3月11日に例の東日本大震災が発生し、サイエンス映像学会が開催されるかどうか非常に雲行きが怪しい雰囲気だったのですが、予定通り3月に開催されるとすると本当に残り時間が少なかったため、地震発生当日も作品を作り続けていました。
林さんからの電話のちょうど一週間後の3月16日に、林さん・村田さんのお二方がどちらも時間を作って下さり僕の映像のチェックをして下さることになったので、本当に必死で映像演出の構想を練り、形にしていきました。
今回の映像作品は僕が会場にいなくても大丈夫なように、ナレーションもつけることになりました。僕は今までナレーション付きの映像を作ったことが無く、全く新しい経験でした。音声のレコーディングもまだの段階で先に映像を作らなければいけません。映像と同時にナレーションの台本作成も行い、自分で台詞を何度も声に出して大まかなタイミングを掴み、それをもとに映像を作っていきました。
そして3月16日。音楽もナレーションも全く付いていない状況で、林さん・村田さんのもとへ。
林さんの指示を無視して勝手に3本立てにしたことに関しては、むしろ高評価でした。映像の構成にはそれなりに自信があったのでほっとしました。
が、やはり映像そのものについては経験の差があり過ぎでした。文字が表示されるタイミングや、映像を見る視聴者の目線の動き方など、編集マンならではのアドバイス、プロデューサーならではの、誰にでもわかりやすいように内容を伝えるための台詞チェックなど、とても多くのことを学びました。
とか何とかしているうちに3月18日の医師国家試験合格発表。無事に医者になれましたが3月22日からは病院のオリエンテーションが始まるため、CG制作の時間などほとんどなくなってしまいます。さらにこのときはまだ学会が予定通り開催されるかどうか決定していなかったため、3月19日~21日の最後の3連休を使って一生懸命作品の手直しを行いました。
映像を仕上げるには自宅でとりあえず自分の声を録音出来る環境が必要だったのですが、あいにく録音環境なんて何一つ持ち合わせていません。と、ちょうどその頃、祖父母が卒業祝いに何か買ってくれることになっていたので、新しいスーツ…ではなく、ちょっと高級なマイクセット一式を買ってもらいました。卒業祝いにマイクを買ってもらう医学生なんて、たぶん誰もいませんね。笑。
泉山さんから仮の音楽も届き、3月21日には何とか最低限お客さんに見せても大丈夫な段階にまで仕上がったのですが、残念ながらサイエンス映像学会の延期も決定されました。
と、同時に僕は病院のオリエンテーションが始まり、CGに費やせる時間が極端に少なくなってしまいました。
学会の開催時期はおそらく夏頃、と伺っていたので、ここからは少しずつ少しずつ完成度を高めていくことにしました。時間があればあるほど凝ってしまうのがクリエーターの性です。
泉山さんの創り出す音楽は軽快なドラムと美しいピアノの音とをベースとした、まさに僕が一番好きなタイプのもので、仮の状態から既に完全に惚れ込んでしまっていたのですが、バージョンが上がるごとに音に厚みが加わり、新たなメロディーも追加され、素敵な効果音まで付けて下さり、音楽だけでも素晴らしい作品となりました。
こうなると、今度は音楽に合うように映像を微調整したくなります。特にオープニング、エンディングの映像演出は音楽に合うように細かい調整を何度も繰り返しました。
そうすると、さらにはナレーションについても「音楽がこんなに素晴らしいのにボイストレーニングを全くしたことがない自分がナレーションをしていては、作品全体のクオリティを著しく下げてしまう。」
と強く思うようになりました。林さん・村田さんからは、
「最初の本格的な作品は手作り感を残すためにも、ちょっと発声が下手でも自分の声でいく方が良いと思うよ。」
と言われていたのですが、ここでも完全に無視。笑。しかし、自分の周りにアナウンサーや声優なんていません。
…と、思っていたのですが、「そうだ!数年前にCGアニメコンテストの会場で、若手の声優さんを低価格で提供してくれる団体の話を聞いたなぁ。確か代表者の名前は川妻…さん、とかだったような…」
と思い出し、調べてみたらまさにビンゴ。数年前ではなく5年も前でしたが、「細胞の世界」で第19回CGアニメコンテストの外伝・意欲作を受賞させて頂いた際の懇親会にて、「これから売り出していく新進気鋭の若手声優さんたちを圧倒的な低価格で起用出来る素敵な団体があるから是非ご利用して下さい!」とPR活動をなさっていたのが、声優団体TEAM_Radio☆Actressを率いる川妻美穂さんでした。
当時の名刺を引っ張り出し、ウェブサイトを調べて早速お問い合わせメールにて相談してみたところ、川妻さんが僕のことを覚えていて下さいました。
川妻さんからのメールが来たのが3月28日。その時点で最新版の映像を送りこちらの希望を伝えたところ、2名の声優さんを推薦して下さいました。
TEAM_Radio☆Actressはとても対応が早く、発声練習をしている日とのタイミングもあり4月3日に早速レコーディングをして下さることになりました。
忙しい病院オリエンテーションの合間を縫って、声優さんへの指示書き。声優さんと仕事をするのは初めてなので、どんな指示を出せばよいのかもわかりません。自分なりに「こんな指示になってたらわかりやすいかな。」と思ったものを書いたのですが、指示は
「ナレーションは極めて真面目な内容ですが、ただニュース原稿を読み上げるような声ではなく、ところどころ、明るい雰囲気、スタイリッシュな雰囲気、上品な雰囲気が伝わるような声を入れて頂ければと思います。」
と、何とも無茶苦茶なものになりました。笑。
そんな無茶ぶりにもかかわらず、声優の古泉壮さんと寺西サトシさんのいずれも素晴らしい声を提供して下さり、どちらの声も捨てがたい状況に。「両方の声を使うとなると2名分の料金が発生してしまいますよ。」とのことでしたが、せっかく練習して吹き込んで下さった声の一方しか使わないのはあまりにも勿体なかったため、最終的にお二方の声を交互に使うことにしました。
ただ、この頃には既に病院での本格的な病棟業務が始まっており、とてもCGどころではなかったので、送って頂いた声を映像と合わせる時間が取れたのは4月後半でした。
ナレーションとほぼ同時に3月後半に思いついたのが、英語版の制作。
映画のメイキング映像は世の中にいくらでもありますが、サイエンスCGのメイキング映像なんてほとんどありません。あったとしても、泉山さんが奏でるような軽快且つ美しい音楽と共に流れるエンターテイメント作品ではありません。で、あれば、英語版を作って公開すれば、ほぼ世界初の試みではないか!
と、思い、英語版の制作を決心しました。が、しかし僕は日本で生まれ日本で育った日本人です。英語は出来ないわけではありませんが、ネイティブレベルとはほど遠いものがあります。日本語の原稿を自分で英語に直すことは不可能ではありませんが、英語ならではの表記や、発声リズムとしての不自然さなどはネイティブにしかわかりません。
外国人が「日本人が頑張って英語版を作ったみたいだけど、な~んかしっくりこないんだよねー」と思ってしまうような作品にはしたくありませんでした。
そこで真っ先に思い浮かんだのがMelinda Hull先生。Hull先生は東京大学医学系研究科の国際交流室の先生で、大学4年生のときに僕の医学英語の先生だったのですが、個人的にもとても仲が良く、また、大学5年生の冬にJohns HopkinsとTorontoに短期留学するにあたり、直接先方の大学の担当者の方と英語で電話して交渉して下さったりと、大変お世話になっている先生です。
医学英語を教えるだけでなく、病院の先生や基礎系の先生の論文の翻訳を始め、様々な英語コンテンツの制作などもしていらっしゃる先生ですので、Hull先生に翻訳を頼めば間違いありません。
…と、勝手に思いこんで
By the way, will you be still very busy on your job?
I have a favor to ask of you.
と勝手にお願いのメールを出してみたところ、快く引き受けて下さいました。
ここでも、
「『サイエンスを、正しく、楽しく。』は『正しく』と『楽しく』で韻を踏んでいるので、英語の翻訳も韻を踏むようにして下さい。これはネイティブであるHull先生にしか出来ません!」
と言ったような数々の無茶ぶりをさせて頂いたのですが、Hull先生は全ての要望に応えて下さいました。
Fun and Factual Science
は名訳だと思います。
Hull先生は単に翻訳するだけでなく、映像内容そのものに関してもネイティブならではのアドバイスを下さいました。例えば裁判員制度。日本と海外とでは裁判員制度の歴史も異なれば社会制度も全く異なります。アメリカだけでなく英語がわかる多くの方を対象とした映像を作る場合、裁判員制度について訳しただけでは、見る人によってはちんぷんかんぷんな内容になってしまいます。
そこで英語版では「裁判員制度」ではなくもっと大きな枠でとらえ「Forensic Medicine」とし、内容も日本語版よりも少し一般的なものに差し替えました。このような指摘はネイティブでないと出来ません。
Hull先生の翻訳でほとんど上手くいったのですが、1つだけ問題だったのが鑑定書の翻訳。こればかりはプロの法医学者で且つ英語圏での活動経験のある方でなければ出来ません。Hull先生でも鑑定書の逐語訳は可能でしたが、実際の法医学者に「こんなふうに英語の鑑定書を書いたりなんてしないんですけど。」と思われてしまっては「サイエンスを、正しく、楽しく。」のポリシーに反します。
プロの法医学者で且つ英語圏での活動経験のある方…。すぐに東大法医学教室の原田一樹先生が頭に浮かびました。原田先生は僕が東大法医学教室で裁判員制度に向けた3DCGを制作し始めた大学3年生の頃からお世話になった先生で、当時法医学のことはまだ何も知らなかった僕に対して鑑定書の読み方などを1から教えて下さった先生です。ちょうど僕が法医学教室に出入りし始めた頃に原田先生はアメリカから戻ってきたばかりでした。そんなアメリカ帰りの先生ですから、英語での鑑定書の書き方もきっと熟知していらっしゃるはず。そう思いメールさせて頂いたところ、原田先生も快く翻訳を引き受けて下さいました。
こうして、4月の終わりには英語版の台本の第1稿が完成。
すぐに英語版も完成…と思いきや、ここからが結構長く、既に日本語版のデータはあるものの、映像を英語に書き換える時間がなかなか取れず、さらに、日本語と英語では文字の長さや行数も異なるため、映像表現としての翻訳や文字位置の調整などにだいぶ時間がかかり、一応の目処がついたのは5月の終わりでした。
英語版の制作と同時進行で行ったのが、日本語版のさらなるブラッシュアップ。この作業に大きく貢献して下さったのが、3DCGの専門スクールであるデジタルハリウッド(通称、デジハリ)での僕の担当の先生であった、山本浩司先生でした。僕がデジハリに通っていたのは大学1年生の冬から約1年間ですから、山本先生とはかれこれ6年以上のお付き合いになります。
山本先生は、ご自身の作品「小虚庵」が2000年のSIGGRAPHでElectronic Theaterに入選するほどの実力者(SIGGRAPHは毎年アメリカで開催される世界最大の3DCGの祭典です)で、指導者としてもデジハリ内で確固たる信頼を得ていらっしゃいます。
僕のサイエンスCGクリエーターの原点はまさに山本先生なのです。山本先生とはデジハリを卒業してからも1年に数回お会いしていたのですが、今年4月にたまたまお会いする機会があり、そのときに制作中のこの作品を見て頂いたところ、映像を見る側の視点にたった細かなアドバイスをいくつも下さいました。
そうしていくうちに、気づけば6月に突入。研修医としても3ヶ月目となり、静脈採血、動脈採血、点滴、胃カテ挿入など、手技的なことの経験も徐々に増えていきました。
やはり研修医というのは忙しい職業で、1週間が一瞬のうちに過ぎ去っていきます。
とは言え作品を仕上げるための素材はほぼ出揃いました。残すは英語のナレーション。ところが、これがなかなか大変でした。
Hull先生にやってもらえば良いではないか、と思われるかもしれませんが、実は女性の声(Hull先生は女性です)では今回の音楽に合わないのです。と、言うのも、もともと日本語版を制作する段階で男性の声を付けたいと思っており、作曲担当の泉山さんも男性の声に合うように作曲して下さっていたからです。
男性の声に合うような音楽?
そう、男性の声に合う音楽、合わない音楽というのがあるのです。男性の声に合う音楽とはつまり、高い音をベースに作られた音楽です。一般的に男性の声は女性の声より圧倒的に低いため、音楽も低い音の場合、声と音楽が混じってしまい声を聞き取りにくくなってしまいます。そのため今回この作品に使われている音楽で、ピアノは常に高い音を出しています。音楽1つをとってみても、奥は深いのです。
Hull先生のお知り合いや、高校時代の英語の先生、TEAM_Radio☆Actressの川妻さんなど、思いつく限りの方を当たってみたのですが見つかりませんでした。
こうなったら最後の手段、Google検索です。やってみたら意外と簡単に見つかりました。笑。
今回英語のナレーションを引き受けて下さったJosh Keller氏はベテラン中のベテランで、数々のCMのナレーションを始め、ルーブル美術館の音声ガイドや東大英語入学試験リスニング問題、大河ドラマ篤姫のグラバー役など幅広く活躍されていらっしゃる方で、レコーディング前から素晴らしいことが明らかでした。笑。
実際、信じられないほど素晴らしい英語ナレーションとなりました。
この英語ナレーションのレコーディングを行ったのが、作品公開前日の7月14日。レコーディング後、ほぼ徹夜で最終的な編集作業を行い、翌7月15日に、林さんからの制作依頼を受けてから4ヶ月もの時を経て、晴れて日本語版、英語版同時公開に至りました。
この作品は結果的に、サイエンス映像学会発表専用の作品ではなく、日本のみならず世界に向けて自分の想いを発信するための出世作としての位置づけとなりました。
と、同時に、自分が大学6年間で行ってきたこと、出会ってきた多くの方々からの協力の集大成にもなりました。もちろん、自分の専門である映像以外のことに関しては基本的には依頼料や制作費をお支払いしています。良い作品を作るにはそれに見合うだけの制作費が必要であることも、この作品を通じて多くの方に判って頂きたい点です。
皆さんがこの作品をご覧になりどのように感じるか、とても楽しみです。
■Fun and Factual Science
2011年3月9日のお昼過ぎのことでした。医師国家試験も終わり、卒業旅行からも帰国し、友人の結婚式も終わり、残すは医師国家試験の合格発表くらいとなり、特に時間に追われることもなく自分の部屋でのほほんとしていたとき、僕の携帯電話が鳴りました。
「こんな真っ昼間に誰??」
と思い画面を見ると、そこには「林勝彦さま」の文字。
「は、林さんだとっ!!」
慌てて電話に出ると、「やぁ、瀬尾くん。元気ですか?」と、いつもの林さんの口調。
林勝彦さんは、僕がサイエンスCGの世界に興味を持つきっかけとなった「NHKスペシャル 驚異の小宇宙・人体」のI~IIIシリーズ全てのプロデューサー。日本だけでなく海外でも数々の賞を受賞され、視聴率も20%を超えるという、まさに驚異的な番組を生み出した知る人ぞ知るNHKの伝説的な超大物の方です。
ではなぜそんな超大物の林さんと僕とがお互いに携帯電話の番号を知っているような関係なのかと言いますと、きっかけは2009年12月14日。僕のブログを通じてサイエンス映像学会の松本恭輔理事から1通のメールが来ました。
「来年(2010年)の3月20日・21日に開催予定のサイエンス映像学会第3回大会の20日のシンポジウム『医療映像について(仮)』にて是非瀬尾様に参加していただきたいということでご連絡させていただいております。」
と。しかも、
「私どもの学会副会長の林勝彦がプロデューサーを務めておりました、「NHKスペシャル『驚異の小宇宙 人体』」のことも記事で拝見しまして、社会に少しでも良い影響を与えられたことは非常に良かったと学会のメンバーの中でも話が盛り上がっていました。」
と。自分の憧れの番組の生みの親に直接お会いできるかもしれない。すぐに返信を書き、12月21日の夜に、林さんを始めサイエンス映像学会の方々とお会いしました。
それ以来、昨年のサイエンス映像学会で発表させて頂いただけでなく、東大総長賞授賞式にも駆けつけて下さるなど、林さんにはお世話になりっぱなしだったのです。
そんな林さんからの電話。
「瀬尾くん、3月って時間ある?実は3月後半に今年もサイエンス映像学会があるのだけれど、学生発表をしてくれる人を探していて、時間無くて申し訳ないのだけれど、何か映像作れない?」
と。林さんから直接お願いされた以上、「断る」という選択肢は存在しません。
「例えば、裁判員制度関連で何かない?」
と質問されたので、「Autopsy imagingとかどうですかね?」
と答えたところ「よし、じゃあタイトルは 『サイエンスCG最前線! ~裁判員制度とAutopsy imaging~』でお願いね。作曲はうちの理事の泉山(由典)くんにお願いして、映像編集はうちの理事で村田(豊彦)さんってのがいるからその人に連絡しといて。じゃあ何かあったら連絡してね。」
~通話終了~
気づいたときには既に電話が切れてましたw
そして勝手にタイトルまで決められてしまいました。笑。
泉山由典さんは、去年、東大総長賞用に15秒のデモリール映像を作ったときに音楽を作って下さった方で、確かな実力の持ち主です。
一方の村田豊彦さんは、林さんと長年コンビを組んでいらっしゃる編集マンで、「驚異の小宇宙・人体」シリーズの編集も手がけたベテラン中のベテランです。
こんなに強力なバックアップを用意されたら、もう全力投球で映像制作開始です。
と、言ってもさすがにたった数週間で新しいフル3DCGアニメーションを作るのは到底無理。で、あれば今までに作った画像や映像をとにかく格好良く編集し直して1つの作品に仕上げてしまえば良いではないか!
そこで早速裁判員制度関連のこれまでの作品をピックアップして構想を練ったのですが、自分がその場で行うプレゼンであれば20分以上続くものであっても、誰がいつ見ても飽きない映像にするとなるとどう頑張っても1分ちょっとで終わってしまう雰囲気に。
これはまずいと思い、林さんの指示を完全に無視し(!)、まだYouTube上で公開していなかった(…と、言うより画像なので公開しようがなかった)「裁判員制度」「顕微鏡画像」「学術雑誌」の3つを一気にまとめてエンターテイメント作品に仕上げてしまおう!とひらめきました。
電話の2日後の3月11日に例の東日本大震災が発生し、サイエンス映像学会が開催されるかどうか非常に雲行きが怪しい雰囲気だったのですが、予定通り3月に開催されるとすると本当に残り時間が少なかったため、地震発生当日も作品を作り続けていました。
林さんからの電話のちょうど一週間後の3月16日に、林さん・村田さんのお二方がどちらも時間を作って下さり僕の映像のチェックをして下さることになったので、本当に必死で映像演出の構想を練り、形にしていきました。
今回の映像作品は僕が会場にいなくても大丈夫なように、ナレーションもつけることになりました。僕は今までナレーション付きの映像を作ったことが無く、全く新しい経験でした。音声のレコーディングもまだの段階で先に映像を作らなければいけません。映像と同時にナレーションの台本作成も行い、自分で台詞を何度も声に出して大まかなタイミングを掴み、それをもとに映像を作っていきました。
そして3月16日。音楽もナレーションも全く付いていない状況で、林さん・村田さんのもとへ。
林さんの指示を無視して勝手に3本立てにしたことに関しては、むしろ高評価でした。映像の構成にはそれなりに自信があったのでほっとしました。
が、やはり映像そのものについては経験の差があり過ぎでした。文字が表示されるタイミングや、映像を見る視聴者の目線の動き方など、編集マンならではのアドバイス、プロデューサーならではの、誰にでもわかりやすいように内容を伝えるための台詞チェックなど、とても多くのことを学びました。
とか何とかしているうちに3月18日の医師国家試験合格発表。無事に医者になれましたが3月22日からは病院のオリエンテーションが始まるため、CG制作の時間などほとんどなくなってしまいます。さらにこのときはまだ学会が予定通り開催されるかどうか決定していなかったため、3月19日~21日の最後の3連休を使って一生懸命作品の手直しを行いました。
映像を仕上げるには自宅でとりあえず自分の声を録音出来る環境が必要だったのですが、あいにく録音環境なんて何一つ持ち合わせていません。と、ちょうどその頃、祖父母が卒業祝いに何か買ってくれることになっていたので、新しいスーツ…ではなく、ちょっと高級なマイクセット一式を買ってもらいました。卒業祝いにマイクを買ってもらう医学生なんて、たぶん誰もいませんね。笑。
泉山さんから仮の音楽も届き、3月21日には何とか最低限お客さんに見せても大丈夫な段階にまで仕上がったのですが、残念ながらサイエンス映像学会の延期も決定されました。
と、同時に僕は病院のオリエンテーションが始まり、CGに費やせる時間が極端に少なくなってしまいました。
学会の開催時期はおそらく夏頃、と伺っていたので、ここからは少しずつ少しずつ完成度を高めていくことにしました。時間があればあるほど凝ってしまうのがクリエーターの性です。
泉山さんの創り出す音楽は軽快なドラムと美しいピアノの音とをベースとした、まさに僕が一番好きなタイプのもので、仮の状態から既に完全に惚れ込んでしまっていたのですが、バージョンが上がるごとに音に厚みが加わり、新たなメロディーも追加され、素敵な効果音まで付けて下さり、音楽だけでも素晴らしい作品となりました。
こうなると、今度は音楽に合うように映像を微調整したくなります。特にオープニング、エンディングの映像演出は音楽に合うように細かい調整を何度も繰り返しました。
そうすると、さらにはナレーションについても「音楽がこんなに素晴らしいのにボイストレーニングを全くしたことがない自分がナレーションをしていては、作品全体のクオリティを著しく下げてしまう。」
と強く思うようになりました。林さん・村田さんからは、
「最初の本格的な作品は手作り感を残すためにも、ちょっと発声が下手でも自分の声でいく方が良いと思うよ。」
と言われていたのですが、ここでも完全に無視。笑。しかし、自分の周りにアナウンサーや声優なんていません。
…と、思っていたのですが、「そうだ!数年前にCGアニメコンテストの会場で、若手の声優さんを低価格で提供してくれる団体の話を聞いたなぁ。確か代表者の名前は川妻…さん、とかだったような…」
と思い出し、調べてみたらまさにビンゴ。数年前ではなく5年も前でしたが、「細胞の世界」で第19回CGアニメコンテストの外伝・意欲作を受賞させて頂いた際の懇親会にて、「これから売り出していく新進気鋭の若手声優さんたちを圧倒的な低価格で起用出来る素敵な団体があるから是非ご利用して下さい!」とPR活動をなさっていたのが、声優団体TEAM_Radio☆Actressを率いる川妻美穂さんでした。
当時の名刺を引っ張り出し、ウェブサイトを調べて早速お問い合わせメールにて相談してみたところ、川妻さんが僕のことを覚えていて下さいました。
川妻さんからのメールが来たのが3月28日。その時点で最新版の映像を送りこちらの希望を伝えたところ、2名の声優さんを推薦して下さいました。
TEAM_Radio☆Actressはとても対応が早く、発声練習をしている日とのタイミングもあり4月3日に早速レコーディングをして下さることになりました。
忙しい病院オリエンテーションの合間を縫って、声優さんへの指示書き。声優さんと仕事をするのは初めてなので、どんな指示を出せばよいのかもわかりません。自分なりに「こんな指示になってたらわかりやすいかな。」と思ったものを書いたのですが、指示は
「ナレーションは極めて真面目な内容ですが、ただニュース原稿を読み上げるような声ではなく、ところどころ、明るい雰囲気、スタイリッシュな雰囲気、上品な雰囲気が伝わるような声を入れて頂ければと思います。」
と、何とも無茶苦茶なものになりました。笑。
そんな無茶ぶりにもかかわらず、声優の古泉壮さんと寺西サトシさんのいずれも素晴らしい声を提供して下さり、どちらの声も捨てがたい状況に。「両方の声を使うとなると2名分の料金が発生してしまいますよ。」とのことでしたが、せっかく練習して吹き込んで下さった声の一方しか使わないのはあまりにも勿体なかったため、最終的にお二方の声を交互に使うことにしました。
ただ、この頃には既に病院での本格的な病棟業務が始まっており、とてもCGどころではなかったので、送って頂いた声を映像と合わせる時間が取れたのは4月後半でした。
ナレーションとほぼ同時に3月後半に思いついたのが、英語版の制作。
映画のメイキング映像は世の中にいくらでもありますが、サイエンスCGのメイキング映像なんてほとんどありません。あったとしても、泉山さんが奏でるような軽快且つ美しい音楽と共に流れるエンターテイメント作品ではありません。で、あれば、英語版を作って公開すれば、ほぼ世界初の試みではないか!
と、思い、英語版の制作を決心しました。が、しかし僕は日本で生まれ日本で育った日本人です。英語は出来ないわけではありませんが、ネイティブレベルとはほど遠いものがあります。日本語の原稿を自分で英語に直すことは不可能ではありませんが、英語ならではの表記や、発声リズムとしての不自然さなどはネイティブにしかわかりません。
外国人が「日本人が頑張って英語版を作ったみたいだけど、な~んかしっくりこないんだよねー」と思ってしまうような作品にはしたくありませんでした。
そこで真っ先に思い浮かんだのがMelinda Hull先生。Hull先生は東京大学医学系研究科の国際交流室の先生で、大学4年生のときに僕の医学英語の先生だったのですが、個人的にもとても仲が良く、また、大学5年生の冬にJohns HopkinsとTorontoに短期留学するにあたり、直接先方の大学の担当者の方と英語で電話して交渉して下さったりと、大変お世話になっている先生です。
医学英語を教えるだけでなく、病院の先生や基礎系の先生の論文の翻訳を始め、様々な英語コンテンツの制作などもしていらっしゃる先生ですので、Hull先生に翻訳を頼めば間違いありません。
…と、勝手に思いこんで
By the way, will you be still very busy on your job?
I have a favor to ask of you.
と勝手にお願いのメールを出してみたところ、快く引き受けて下さいました。
ここでも、
「『サイエンスを、正しく、楽しく。』は『正しく』と『楽しく』で韻を踏んでいるので、英語の翻訳も韻を踏むようにして下さい。これはネイティブであるHull先生にしか出来ません!」
と言ったような数々の無茶ぶりをさせて頂いたのですが、Hull先生は全ての要望に応えて下さいました。
Fun and Factual Science
は名訳だと思います。
Hull先生は単に翻訳するだけでなく、映像内容そのものに関してもネイティブならではのアドバイスを下さいました。例えば裁判員制度。日本と海外とでは裁判員制度の歴史も異なれば社会制度も全く異なります。アメリカだけでなく英語がわかる多くの方を対象とした映像を作る場合、裁判員制度について訳しただけでは、見る人によってはちんぷんかんぷんな内容になってしまいます。
そこで英語版では「裁判員制度」ではなくもっと大きな枠でとらえ「Forensic Medicine」とし、内容も日本語版よりも少し一般的なものに差し替えました。このような指摘はネイティブでないと出来ません。
Hull先生の翻訳でほとんど上手くいったのですが、1つだけ問題だったのが鑑定書の翻訳。こればかりはプロの法医学者で且つ英語圏での活動経験のある方でなければ出来ません。Hull先生でも鑑定書の逐語訳は可能でしたが、実際の法医学者に「こんなふうに英語の鑑定書を書いたりなんてしないんですけど。」と思われてしまっては「サイエンスを、正しく、楽しく。」のポリシーに反します。
プロの法医学者で且つ英語圏での活動経験のある方…。すぐに東大法医学教室の原田一樹先生が頭に浮かびました。原田先生は僕が東大法医学教室で裁判員制度に向けた3DCGを制作し始めた大学3年生の頃からお世話になった先生で、当時法医学のことはまだ何も知らなかった僕に対して鑑定書の読み方などを1から教えて下さった先生です。ちょうど僕が法医学教室に出入りし始めた頃に原田先生はアメリカから戻ってきたばかりでした。そんなアメリカ帰りの先生ですから、英語での鑑定書の書き方もきっと熟知していらっしゃるはず。そう思いメールさせて頂いたところ、原田先生も快く翻訳を引き受けて下さいました。
こうして、4月の終わりには英語版の台本の第1稿が完成。
すぐに英語版も完成…と思いきや、ここからが結構長く、既に日本語版のデータはあるものの、映像を英語に書き換える時間がなかなか取れず、さらに、日本語と英語では文字の長さや行数も異なるため、映像表現としての翻訳や文字位置の調整などにだいぶ時間がかかり、一応の目処がついたのは5月の終わりでした。
英語版の制作と同時進行で行ったのが、日本語版のさらなるブラッシュアップ。この作業に大きく貢献して下さったのが、3DCGの専門スクールであるデジタルハリウッド(通称、デジハリ)での僕の担当の先生であった、山本浩司先生でした。僕がデジハリに通っていたのは大学1年生の冬から約1年間ですから、山本先生とはかれこれ6年以上のお付き合いになります。
山本先生は、ご自身の作品「小虚庵」が2000年のSIGGRAPHでElectronic Theaterに入選するほどの実力者(SIGGRAPHは毎年アメリカで開催される世界最大の3DCGの祭典です)で、指導者としてもデジハリ内で確固たる信頼を得ていらっしゃいます。
僕のサイエンスCGクリエーターの原点はまさに山本先生なのです。山本先生とはデジハリを卒業してからも1年に数回お会いしていたのですが、今年4月にたまたまお会いする機会があり、そのときに制作中のこの作品を見て頂いたところ、映像を見る側の視点にたった細かなアドバイスをいくつも下さいました。
そうしていくうちに、気づけば6月に突入。研修医としても3ヶ月目となり、静脈採血、動脈採血、点滴、胃カテ挿入など、手技的なことの経験も徐々に増えていきました。
やはり研修医というのは忙しい職業で、1週間が一瞬のうちに過ぎ去っていきます。
とは言え作品を仕上げるための素材はほぼ出揃いました。残すは英語のナレーション。ところが、これがなかなか大変でした。
Hull先生にやってもらえば良いではないか、と思われるかもしれませんが、実は女性の声(Hull先生は女性です)では今回の音楽に合わないのです。と、言うのも、もともと日本語版を制作する段階で男性の声を付けたいと思っており、作曲担当の泉山さんも男性の声に合うように作曲して下さっていたからです。
男性の声に合うような音楽?
そう、男性の声に合う音楽、合わない音楽というのがあるのです。男性の声に合う音楽とはつまり、高い音をベースに作られた音楽です。一般的に男性の声は女性の声より圧倒的に低いため、音楽も低い音の場合、声と音楽が混じってしまい声を聞き取りにくくなってしまいます。そのため今回この作品に使われている音楽で、ピアノは常に高い音を出しています。音楽1つをとってみても、奥は深いのです。
Hull先生のお知り合いや、高校時代の英語の先生、TEAM_Radio☆Actressの川妻さんなど、思いつく限りの方を当たってみたのですが見つかりませんでした。
こうなったら最後の手段、Google検索です。やってみたら意外と簡単に見つかりました。笑。
今回英語のナレーションを引き受けて下さったJosh Keller氏はベテラン中のベテランで、数々のCMのナレーションを始め、ルーブル美術館の音声ガイドや東大英語入学試験リスニング問題、大河ドラマ篤姫のグラバー役など幅広く活躍されていらっしゃる方で、レコーディング前から素晴らしいことが明らかでした。笑。
実際、信じられないほど素晴らしい英語ナレーションとなりました。
この英語ナレーションのレコーディングを行ったのが、作品公開前日の7月14日。レコーディング後、ほぼ徹夜で最終的な編集作業を行い、翌7月15日に、林さんからの制作依頼を受けてから4ヶ月もの時を経て、晴れて日本語版、英語版同時公開に至りました。
この作品は結果的に、サイエンス映像学会発表専用の作品ではなく、日本のみならず世界に向けて自分の想いを発信するための出世作としての位置づけとなりました。
と、同時に、自分が大学6年間で行ってきたこと、出会ってきた多くの方々からの協力の集大成にもなりました。もちろん、自分の専門である映像以外のことに関しては基本的には依頼料や制作費をお支払いしています。良い作品を作るにはそれに見合うだけの制作費が必要であることも、この作品を通じて多くの方に判って頂きたい点です。
皆さんがこの作品をご覧になりどのように感じるか、とても楽しみです。
2011年07月15日
新作完成しました!!!
■サイエンスを、正しく、楽しく。
自分が目指しているScientific Visualization, サイエンスコミュニケーションの形を映像作品にしました。一般の方はもちろんのこと、研究者・政府関係者・マスコミなど幅広い方々に見て頂きたいです。
コメント、批判、取材、仕事の依頼など、お気軽にご連絡下さい!
総制作・CG・映像・編集・台詞作成:
瀬尾拡史
(医師・サイエンスCGクリエーター・東京大学総長大賞)
音楽・効果音:
泉山由典
(サイエンス映像学会理事・宝塚メディア図書館館長)
ナレーション:
古泉壮、寺西サトシ、Josh Keller
日本語ナレーションキャスティング:
川妻美穂
(TEAM_Radio☆Actress)
協力:
林勝彦
(サイエンス映像学会副会長・NHK「驚異の小宇宙・人体」プロデューサー)
村田豊彦
(サイエンス映像学会理事・(株)映像開発 代表取締役社長)
山本浩司
(デジタルハリウッド大学専任講師・株式会社Studio Walnut 代表取締役社長)
裁判員制度CG監修:
東京大学大学院医学系研究科 法医学教室
顕微鏡画像CG協力:
東京大学大学院医学系研究科 細胞分子薬理学教室
学術論文CG監修:
The Department of Art as Applied to Medicine, Johns Hopkins University School of Medicine
■Fun and Factual Science
This work shows what I think scientific visualization and scientific communication can and should be.
Please feel free to contact me to simply chat, offer any constructive criticism, ask for advice or information, set up an interviewor explore the possibility of working together. My virtual door is always open!
Direction, CG, Composition and Script by
Hirofumi Seo
(M.D., Scientific CG Designer & the Winner of the President's Grand Prize Award at The University of Tokyo)
Music & Sound Effects by
Yoshinori Izumiyama
(Board Member, Science Visualization Society of Japan)
Narration by
Josh Keller
Assistance Provided by
Katsuhiko Hayashi
(Vice President, Science Visualization Society of Japan)
Toyohiko Murata
(Board Member, Science Visualization Society of Japan)
Koji Yamamoto
(Lecturer, Digital Hollywood University & CEO, Studio Walnut, Inc.)
Translation by
Melinda Hull
(Lecturer, Office of International Academic Affairs, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo)
Kazuki Harada
(Lecturer, Department of Forensic Medicine, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo)
In Cooperation with
Forensic Medicine CG:
Department of Forensic Medicine, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo
Microscopic Imaging CG:
Department of Cellular and Molecular Pharmacology, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo
Academic Publishing CG:
The Department of Art as Applied to Medicine, Johns Hopkins University School of Medicine
自分が目指しているScientific Visualization, サイエンスコミュニケーションの形を映像作品にしました。一般の方はもちろんのこと、研究者・政府関係者・マスコミなど幅広い方々に見て頂きたいです。
コメント、批判、取材、仕事の依頼など、お気軽にご連絡下さい!
総制作・CG・映像・編集・台詞作成:
瀬尾拡史
(医師・サイエンスCGクリエーター・東京大学総長大賞)
音楽・効果音:
泉山由典
(サイエンス映像学会理事・宝塚メディア図書館館長)
ナレーション:
古泉壮、寺西サトシ、Josh Keller
日本語ナレーションキャスティング:
川妻美穂
(TEAM_Radio☆Actress)
協力:
林勝彦
(サイエンス映像学会副会長・NHK「驚異の小宇宙・人体」プロデューサー)
村田豊彦
(サイエンス映像学会理事・(株)映像開発 代表取締役社長)
山本浩司
(デジタルハリウッド大学専任講師・株式会社Studio Walnut 代表取締役社長)
裁判員制度CG監修:
東京大学大学院医学系研究科 法医学教室
顕微鏡画像CG協力:
東京大学大学院医学系研究科 細胞分子薬理学教室
学術論文CG監修:
The Department of Art as Applied to Medicine, Johns Hopkins University School of Medicine
■Fun and Factual Science
This work shows what I think scientific visualization and scientific communication can and should be.
Please feel free to contact me to simply chat, offer any constructive criticism, ask for advice or information, set up an interviewor explore the possibility of working together. My virtual door is always open!
Direction, CG, Composition and Script by
Hirofumi Seo
(M.D., Scientific CG Designer & the Winner of the President's Grand Prize Award at The University of Tokyo)
Music & Sound Effects by
Yoshinori Izumiyama
(Board Member, Science Visualization Society of Japan)
Narration by
Josh Keller
Assistance Provided by
Katsuhiko Hayashi
(Vice President, Science Visualization Society of Japan)
Toyohiko Murata
(Board Member, Science Visualization Society of Japan)
Koji Yamamoto
(Lecturer, Digital Hollywood University & CEO, Studio Walnut, Inc.)
Translation by
Melinda Hull
(Lecturer, Office of International Academic Affairs, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo)
Kazuki Harada
(Lecturer, Department of Forensic Medicine, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo)
In Cooperation with
Forensic Medicine CG:
Department of Forensic Medicine, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo
Microscopic Imaging CG:
Department of Cellular and Molecular Pharmacology, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo
Academic Publishing CG:
The Department of Art as Applied to Medicine, Johns Hopkins University School of Medicine
2011年07月14日
Adobeで大特集されました!
最先端の大学生に学べ 知的創造性でサバイブする
医療CG Hirofumi Seo
サイエンスCGの未来を創るパイオニア

http://www.adobe.com/jp/joc/education/university/features/features_seo.html
ぜひお読み下さい!!
医療CG Hirofumi Seo
サイエンスCGの未来を創るパイオニア

http://www.adobe.com/jp/joc/education/university/features/features_seo.html
ぜひお読み下さい!!
2011年06月05日
自分が論文のネタに。
僕(と、もうひとり)について論じられた研究論文
「科学者からみた科学と芸術のつながりに関して」
http://science-interpreter.c.u-tokyo.ac.jp/alumni/2011/05/27/andou1.pdf
が公開されました。
東大の科学技術インタープリター養成プログラムの修了研究論文です。
論文によれば、僕は「サーバ・クライアント型」だそうで。
そうか、そうだったのか!なんか格好良いではないか!!笑。
こういう風に思われているんですね…。
自分自身はただ好き勝手にやってるだけなんですけどね。笑。
「科学者からみた科学と芸術のつながりに関して」
http://science-interpreter.c.u-tokyo.ac.jp/alumni/2011/05/27/andou1.pdf
が公開されました。
東大の科学技術インタープリター養成プログラムの修了研究論文です。
論文によれば、僕は「サーバ・クライアント型」だそうで。
そうか、そうだったのか!なんか格好良いではないか!!笑。
こういう風に思われているんですね…。
自分自身はただ好き勝手にやってるだけなんですけどね。笑。
2011年05月14日
最初の科、終了。
1ヶ月半お世話になった科とも今日でお別れ(どこの科で研修していたかは公表しません)。
4月に研修が始まって最初の2週間くらいは、看護士さんからの質問内容がそもそも日本語に聞こえなくて、上級医の先生に伝言するだけでもかなり苦労しましたが、最後の方は病棟以外の場所でも挨拶して下さる看護士さんがいて下さったりで、ほんの少しですが4月当初よりは成長出来たようです。
たいして英語も出来ないのに、いつのまにか日本語出来ない留学生の通訳係になり、日本語教えてあげたり、医学用語の英語を調べたりと、英語の勉強もだいぶ出来ました。
毎日朝5時起きで、夜7時過ぎまで病院にいなければならない日が多く、おまけに当直を9回もやるようなテンションMAXな科でしたが、とても楽しかった。
怒られることも多かったのですが、今日、上級医の先生から、
「瀬尾先生が将来臨床やらないのはもったいないなぁ。今まで見てきた研修医の中で先生は相当出来るほうだったよ。」
と仰って頂けたのが嬉しかったです。
今日でこの科は終わりなのに、再来週の飲み会にも誘って頂けました
次の科でも頑張る。
4月に研修が始まって最初の2週間くらいは、看護士さんからの質問内容がそもそも日本語に聞こえなくて、上級医の先生に伝言するだけでもかなり苦労しましたが、最後の方は病棟以外の場所でも挨拶して下さる看護士さんがいて下さったりで、ほんの少しですが4月当初よりは成長出来たようです。
たいして英語も出来ないのに、いつのまにか日本語出来ない留学生の通訳係になり、日本語教えてあげたり、医学用語の英語を調べたりと、英語の勉強もだいぶ出来ました。
毎日朝5時起きで、夜7時過ぎまで病院にいなければならない日が多く、おまけに当直を9回もやるようなテンションMAXな科でしたが、とても楽しかった。
怒られることも多かったのですが、今日、上級医の先生から、
「瀬尾先生が将来臨床やらないのはもったいないなぁ。今まで見てきた研修医の中で先生は相当出来るほうだったよ。」
と仰って頂けたのが嬉しかったです。
今日でこの科は終わりなのに、再来週の飲み会にも誘って頂けました
次の科でも頑張る。
2011年05月04日
アンケートにご協力お願いします!!
日本でのScientific Visualization(科学の可視化)に関する大規模ウェブアンケートを作りました。

http://www4.plala.or.jp/medical3d/questionnaire.html
新作画像もたくさんあり、
画像ギャラリーとしてもお楽しみ頂けます!
研究者、医師、メディア関係者の方々はもちろん、一般の方々のご意見も募集しております。
短時間で終わりますので、是非ご協力お願い致します!
http://www4.plala.or.jp/medical3d/questionnaire.html
短縮URLをお使いの場合は、
http://goo.gl/IMDAr
になります。
また、出来るだけたくさんの方からの意見を集めたく思っておりまして、
このアンケートの拡散にも是非ご協力お願い致します!
上記のアドレスを伝えて下さるだけで構いません。
皆さんの人脈が必要です。本当に本当に、どうかご協力お願い致します!

http://www4.plala.or.jp/medical3d/questionnaire.html
新作画像もたくさんあり、
画像ギャラリーとしてもお楽しみ頂けます!
研究者、医師、メディア関係者の方々はもちろん、一般の方々のご意見も募集しております。
短時間で終わりますので、是非ご協力お願い致します!
http://www4.plala.or.jp/medical3d/questionnaire.html
短縮URLをお使いの場合は、
http://goo.gl/IMDAr
になります。
また、出来るだけたくさんの方からの意見を集めたく思っておりまして、
このアンケートの拡散にも是非ご協力お願い致します!
上記のアドレスを伝えて下さるだけで構いません。
皆さんの人脈が必要です。本当に本当に、どうかご協力お願い致します!
2011年04月05日
「大特集」ウェブ版登場!

http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02923_02
医学書院発行「週刊医学界新聞」第2923号(2011年4月4日)
ウェブ版が掲載されました!!
全文読めます!
フルカラーです!!
映像も見れます!!!
是非読んでやってください!
2011年04月01日
今日から社会人。
おはようございます。
今日から正式に社会人です。
そして、今日から社会人と言うことで、このブログのタイトルも、
東京大学医学部医学科 -ズバッと!東大な日々。-
改め、
東京大学医学部医学科 -ズバッと!東大な日々。- の、その後の日々。
に変えました。地味な変更ですが。笑。
ブログ自体はこのまま続きます。もちろん、病院での出来事はプライバシーの問題があるため、ほとんど何も書けませんが。
昨日までは朝5時半起きでしたが、今日からは毎日朝5時起き。
そして社会人1日目にして早速当直になり、今日は帰宅出来なくなりましたw
「ネコの手も借りたい」ような緊急事態が起こってもネコの手にすらなれないほど右も左も全くわかりません。
大丈夫なんだろうか…
不安しかありませんが、何とか頑張ります。
今後ともこのブログをよろしくお願いします!
今日から正式に社会人です。
そして、今日から社会人と言うことで、このブログのタイトルも、
東京大学医学部医学科 -ズバッと!東大な日々。-
改め、
東京大学医学部医学科 -ズバッと!東大な日々。- の、その後の日々。
に変えました。地味な変更ですが。笑。
ブログ自体はこのまま続きます。もちろん、病院での出来事はプライバシーの問題があるため、ほとんど何も書けませんが。
昨日までは朝5時半起きでしたが、今日からは毎日朝5時起き。
そして社会人1日目にして早速当直になり、今日は帰宅出来なくなりましたw
「ネコの手も借りたい」ような緊急事態が起こってもネコの手にすらなれないほど右も左も全くわかりません。
大丈夫なんだろうか…
不安しかありませんが、何とか頑張ります。
今後ともこのブログをよろしくお願いします!
2011年03月31日
大特集されました!
医学書院さんが毎週発行している、「週刊医学界新聞」と言う新聞があります。毎週の発行部数は約75000部に上ります。
その、2011年4月4日 第2923号を見てみると…

右側に、「今週号の主な内容」が箇条書きになっています。
拡大してみましょう

紙面丸ごと1ページに渡って大特集して頂きました!!!


一部100円で購読することも出来ますが、何日か後には
インターネット上で無料で読めるようになります!
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperTop.do
インターネット版はフルカラーです!!
ぜひぜひ読んでやって下さい
その、2011年4月4日 第2923号を見てみると…

右側に、「今週号の主な内容」が箇条書きになっています。
拡大してみましょう

紙面丸ごと1ページに渡って大特集して頂きました!!!


一部100円で購読することも出来ますが、何日か後には
インターネット上で無料で読めるようになります!
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperTop.do
インターネット版はフルカラーです!!
ぜひぜひ読んでやって下さい
2011年03月27日
ピアニート公爵 新作
超超超久しぶりに趣味のピアノに関することでも。
ニコニコ動画でここ数年、ピアノ界を賑わせているピアニート公爵と言うピアニストの方がいらっしゃいます。
そのピアニート公爵が、昨晩新曲を発表しました。
真面目な話、これは日本、いや世界のクラシック音楽界にとって衝撃的なことかもしれません。
ピアニート公爵の新作
「AKIBA-POP the Future Transcription for Piano」
その卓越した編曲能力は、19世紀のフランツ・リスト、20世紀のパーシー・グレインジャーのようです。
そしてその確かな演奏技術は、現代屈指の世界的ピアニストであるアムランやヴォロドス、ユジャ・ワンにも匹敵するのではないかと思うのです。
イントロからして凄まじいことになっていますが、開始3分15秒からは、19世紀のピアニスト、タールベルクを彷彿させる三本の指奏法。左手で伴奏、右手で装飾音を弾きながら、左手と右手の親指で交互に主旋律。しかもその主旋律がしっかり浮き出てきています。
開始5分15秒からの緩徐部分は、フランツ・リストのピアノソナタを思わせます。
そして6分33秒からはもはや人間でない領域。ここまで出来る現存のピアニストは世界にも数えるほどしかいないのではないでしょうか。全盛期のシフラを彷彿とさせます。
21世紀のピアニストはこうあるべきだと思うのです。コンポーザーピアニストが極端に少なくなってしまったこの時代、ピアニート公爵のようなピアニストが世界的に活躍することを願うばかりです。
アマゾンでもデビューCDの予約がクラシックチャートで上位3位に。
でも何よりも嬉しいのはピアニート公爵(…の生き別れの兄弟←ここ、とっても重要。あくまで兄弟であって本人ではないのです!)が自分の高校の先輩だと言うことであります
いつか絶対、映像と音楽とで共演したい!
ニコニコ動画でここ数年、ピアノ界を賑わせているピアニート公爵と言うピアニストの方がいらっしゃいます。
そのピアニート公爵が、昨晩新曲を発表しました。
真面目な話、これは日本、いや世界のクラシック音楽界にとって衝撃的なことかもしれません。
ピアニート公爵の新作
「AKIBA-POP the Future Transcription for Piano」
その卓越した編曲能力は、19世紀のフランツ・リスト、20世紀のパーシー・グレインジャーのようです。
そしてその確かな演奏技術は、現代屈指の世界的ピアニストであるアムランやヴォロドス、ユジャ・ワンにも匹敵するのではないかと思うのです。
イントロからして凄まじいことになっていますが、開始3分15秒からは、19世紀のピアニスト、タールベルクを彷彿させる三本の指奏法。左手で伴奏、右手で装飾音を弾きながら、左手と右手の親指で交互に主旋律。しかもその主旋律がしっかり浮き出てきています。
開始5分15秒からの緩徐部分は、フランツ・リストのピアノソナタを思わせます。
そして6分33秒からはもはや人間でない領域。ここまで出来る現存のピアニストは世界にも数えるほどしかいないのではないでしょうか。全盛期のシフラを彷彿とさせます。
21世紀のピアニストはこうあるべきだと思うのです。コンポーザーピアニストが極端に少なくなってしまったこの時代、ピアニート公爵のようなピアニストが世界的に活躍することを願うばかりです。
アマゾンでもデビューCDの予約がクラシックチャートで上位3位に。
でも何よりも嬉しいのはピアニート公爵(…の生き別れの兄弟←ここ、とっても重要。あくまで兄弟であって本人ではないのです!)が自分の高校の先輩だと言うことであります
いつか絶対、映像と音楽とで共演したい!



















