2010年07月17日
東大病院説明会
今日は朝からスーツ着て東大病院説明会に行ってきました。
自分の大学だし、先生方の多くと既にお会いしたことがあるし、普段着で行こうと思っていたのですが、最後はビビって結局スーツにしました。でもちょっとだけ自己アピールと言うことでドラえもんの柄のネクタイをして行きました。
もうそんな時期です。ここ最近はずっと図書館にこもって医師国家試験の勉強です。今までCGばかりやってきた分、平均に追いつくのにも時間がかかってしまいます。。。
さて、卒業の年でない年に東大総長賞を頂いても、卒業式で名前が呼ばれたときに自分がいなかったり、大学院生の総長賞受賞者用の奨学金を頂けなかったりと残念なことばかりなのですが、東大医学部の広報紙に顔写真付きで掲載されたことで、初めてお会いする先生であっても
「あ、きみCGやってる学生さんだね。」
とこちらが言葉を発する前に認識して頂けるのでそこだけは非常に有利です。
救急、形成、放射線、循環器、肝胆膵外科、などなど多くの先生に声をかけて頂けました。
で、今日の東大病院説明会でのブース展示会場にて、帰り際に、1年以上前に非常にお世話になった外科の先生に再会しました。
「あ、君ずっとCGやってるよね。Laparo(腹腔鏡手術のことです)の胆嚢切除術のCGシミュレーターがあるからうちのブース来てみなよ。」
と声をかけて頂きました。外科のブースは全く見る気すらなかったのですが、これが非常に嬉しい誤算。
リアルタイムでCGの肝臓や胆嚢を掴んだり、血管や胆管のクリッピングをしたり、胆嚢ひっくり返して肝臓との結合組織を剥がしたり。
内部でどのような計算をしているのかわかりませんが、テクスチャもしっかりしていて、鉗子が肝臓や胆嚢に触れたときの臓器の柔らかさのシミュレーションとか、誤ったところにハサミを突き刺したときの出血とかもある程度再現されていました。
今日の説明会でこれが一番面白かったかな。
世の中自分が気付かなかったところに素敵な出会いが転がっているものです。
どうやらこのシミュレーターを作った会社はカナダにあるらしく、めちゃめちゃ行ってみたくなりました。
これからシミュレーションは避けて通れない道になるとの予想でした。何より患者さんが喜ぶそうです。これこそ僕の目指す道と同じです。
今日話して下さった尊敬する外科の先生の言葉。
「どんなに凄くて周りから期待されてる医学部生でも、国試落ちちゃったらただの人に見られちゃうんだよ。だから何が何でも国試だけは一発で合格しないとだめなんだよ。合格するだけで道がかなり拓けるから。」
この言葉を肝に銘じて何とか頑張りたいです。
自分の大学だし、先生方の多くと既にお会いしたことがあるし、普段着で行こうと思っていたのですが、最後はビビって結局スーツにしました。でもちょっとだけ自己アピールと言うことでドラえもんの柄のネクタイをして行きました。
もうそんな時期です。ここ最近はずっと図書館にこもって医師国家試験の勉強です。今までCGばかりやってきた分、平均に追いつくのにも時間がかかってしまいます。。。
さて、卒業の年でない年に東大総長賞を頂いても、卒業式で名前が呼ばれたときに自分がいなかったり、大学院生の総長賞受賞者用の奨学金を頂けなかったりと残念なことばかりなのですが、東大医学部の広報紙に顔写真付きで掲載されたことで、初めてお会いする先生であっても
「あ、きみCGやってる学生さんだね。」
とこちらが言葉を発する前に認識して頂けるのでそこだけは非常に有利です。
救急、形成、放射線、循環器、肝胆膵外科、などなど多くの先生に声をかけて頂けました。
で、今日の東大病院説明会でのブース展示会場にて、帰り際に、1年以上前に非常にお世話になった外科の先生に再会しました。
「あ、君ずっとCGやってるよね。Laparo(腹腔鏡手術のことです)の胆嚢切除術のCGシミュレーターがあるからうちのブース来てみなよ。」
と声をかけて頂きました。外科のブースは全く見る気すらなかったのですが、これが非常に嬉しい誤算。
リアルタイムでCGの肝臓や胆嚢を掴んだり、血管や胆管のクリッピングをしたり、胆嚢ひっくり返して肝臓との結合組織を剥がしたり。
内部でどのような計算をしているのかわかりませんが、テクスチャもしっかりしていて、鉗子が肝臓や胆嚢に触れたときの臓器の柔らかさのシミュレーションとか、誤ったところにハサミを突き刺したときの出血とかもある程度再現されていました。
今日の説明会でこれが一番面白かったかな。
世の中自分が気付かなかったところに素敵な出会いが転がっているものです。
どうやらこのシミュレーターを作った会社はカナダにあるらしく、めちゃめちゃ行ってみたくなりました。
これからシミュレーションは避けて通れない道になるとの予想でした。何より患者さんが喜ぶそうです。これこそ僕の目指す道と同じです。
今日話して下さった尊敬する外科の先生の言葉。
「どんなに凄くて周りから期待されてる医学部生でも、国試落ちちゃったらただの人に見られちゃうんだよ。だから何が何でも国試だけは一発で合格しないとだめなんだよ。合格するだけで道がかなり拓けるから。」
この言葉を肝に銘じて何とか頑張りたいです。
2010年06月28日
平成22年度第2回総長会
今日は総長会でした。
ヤクザ集団みたいな怖い名前ですが(笑)、歴代の東大総長賞受賞者の有志が集まって、あれこれ喋ったり食事をしたりするとてもアットホームな雰囲気の会です。
で、前回の総長会で「次回は瀬尾くんで。」と指名されてしまったので今日は僕が演者でした。
もう何度も似たような発表をしているので全体の流れやどこで何を言うべきかはだいたい頭に入っているのですが、さすが総長会だけあって、裁判員制度の話では従来の日本の裁判の特徴を法学部出身者に説明して頂いたり、研究のアウトリーチの話では文部科学省に勤められている方に解説して頂いたり、ビジネスの話ではコンサル出身で現在ビジネスをされている方に意見を頂いたり、などなど。
質問や議論の内容が普段とはちょっと違う感じでした。全く異なる分野の人々が集結している、と言う点もかなりプラスに働いているのだと思います。
今日は金曜日に日本に来た友達が帰ってしまう日で、飛行機に乗る間際に空港から電話をかけてきてくれたのですが、あいにく発表中で出ることが出来ず、そこがちょっと悔やまれたのですが、実はJohns Hopkinsの最後の日もお互いにお互いの部屋に行ったのに会うことが出来なくて「ここで最後に会えなかったってことはまた近いうちに会わないといけないってことだね。」みたいなことを言って、実際わずか数ヶ月で日本で会えたので、今回もまた最後に話が出来ない方が良かったのかな、と珍しくpositive thinkingで考えてみたり。
夏休みまであと一週間。何とか乗り切らなければ。
ヤクザ集団みたいな怖い名前ですが(笑)、歴代の東大総長賞受賞者の有志が集まって、あれこれ喋ったり食事をしたりするとてもアットホームな雰囲気の会です。
で、前回の総長会で「次回は瀬尾くんで。」と指名されてしまったので今日は僕が演者でした。
もう何度も似たような発表をしているので全体の流れやどこで何を言うべきかはだいたい頭に入っているのですが、さすが総長会だけあって、裁判員制度の話では従来の日本の裁判の特徴を法学部出身者に説明して頂いたり、研究のアウトリーチの話では文部科学省に勤められている方に解説して頂いたり、ビジネスの話ではコンサル出身で現在ビジネスをされている方に意見を頂いたり、などなど。
質問や議論の内容が普段とはちょっと違う感じでした。全く異なる分野の人々が集結している、と言う点もかなりプラスに働いているのだと思います。
今日は金曜日に日本に来た友達が帰ってしまう日で、飛行機に乗る間際に空港から電話をかけてきてくれたのですが、あいにく発表中で出ることが出来ず、そこがちょっと悔やまれたのですが、実はJohns Hopkinsの最後の日もお互いにお互いの部屋に行ったのに会うことが出来なくて「ここで最後に会えなかったってことはまた近いうちに会わないといけないってことだね。」みたいなことを言って、実際わずか数ヶ月で日本で会えたので、今回もまた最後に話が出来ない方が良かったのかな、と珍しくpositive thinkingで考えてみたり。
夏休みまであと一週間。何とか乗り切らなければ。
2010年06月25日
大切な友達と東京で。
Johns Hopkinsで何日もご飯を作ってくれた友達が遂に日本にやって来たので、大学の友達を連れてみんなで迎えに行きました。
こんなに早く再開できるなんて、なんと素晴らしい。
上野公園や東大を少しまわったんですが、友達の1人が神社での身の清め方とかを完璧な英語で説明してくれてとても助かりました。
自分も含めてみんな、上野公園の建物が神社なのかお寺なのかわからなかったり、東大構内の銅像が誰なのか実は誰も知らなかったりして、笑いの絶えないプチ東京観光。
その後、僕の家に移動してちょっと休憩。
で、折角の日本、と言うことで、お寿司の食べ放題に連れて行ってみんなで食べました。
途中から、今回のJohns Hopkinsの友達の友達の方も仕事帰りに来て下さってとても楽しかったです。
次に会えるのは来年か5年後か、それともずっと先のことか、果たしていつになるのかなぁ。
僕は話すのは日本語でも英語でも人一倍下手なので、せめて今日1日の予定は責任持って楽しんでもらえるように精一杯頑張りました(…逆に言えばこれが限界値だったのですが…)。
今日が初めての日本だったそうで、徒歩もバスもタクシーも電車も全部使ってみました。
会話はみんなに補ってもらったつもりなのですが、みんな楽しんでくれたかな。。。
とても良い1日でした!
こんなに早く再開できるなんて、なんと素晴らしい。
上野公園や東大を少しまわったんですが、友達の1人が神社での身の清め方とかを完璧な英語で説明してくれてとても助かりました。
自分も含めてみんな、上野公園の建物が神社なのかお寺なのかわからなかったり、東大構内の銅像が誰なのか実は誰も知らなかったりして、笑いの絶えないプチ東京観光。
その後、僕の家に移動してちょっと休憩。
で、折角の日本、と言うことで、お寿司の食べ放題に連れて行ってみんなで食べました。
途中から、今回のJohns Hopkinsの友達の友達の方も仕事帰りに来て下さってとても楽しかったです。
次に会えるのは来年か5年後か、それともずっと先のことか、果たしていつになるのかなぁ。
僕は話すのは日本語でも英語でも人一倍下手なので、せめて今日1日の予定は責任持って楽しんでもらえるように精一杯頑張りました(…逆に言えばこれが限界値だったのですが…)。
今日が初めての日本だったそうで、徒歩もバスもタクシーも電車も全部使ってみました。
会話はみんなに補ってもらったつもりなのですが、みんな楽しんでくれたかな。。。
とても良い1日でした!
2010年06月22日
Googleの方と。
今日はGoogleのCorporate Development部門のDirectorをされているAmin Zoufonoun氏のお話を伺ってきました。
基本的にクローズドなメンバーだけに与えられた機会だったのですが、東京大学エッジキャピタルの知り合いの方に声をかけて頂き、ある意味特別枠のような形で参加させて頂きました!

Amin Zoufonoun氏。
お願いして一緒に写真を撮って頂きました!
企業買収や投資などを行っている部門の責任者の方で、Google MapやGoogle Earthの生みの親とも言えるのではないでしょうか。
講演の中でAminさんは何度も
"Great ideas = User First"
と強調されていました。
わかりやすい例がGoogleのトップページ。Google創業以来ずっとトップページには広告がありません。極めてシンプルです。
トップページに広告を出すようにすれば一瞬にして広告料で数百億円稼げるのにそうしないのは、世界にはWindows 95を使っている人の数が信じられないほどたくさんいるし、Narrow Band環境の場所も驚くほどたくさんあるから。
例えばこんな感じです。
だから、頭で考えに考え抜いて絞り出した"business idea"は全く無意味だ、と。ジョギングしてたり電話しているときに「こんなものがあったら今の不便さが無くなるのに。」と思ったものこそ"User Fisrt"と言う、当たり前と言えば当たり前の話。
"User Fisrt"で考えて、本当に価値があるものならば儲ける方法はあとからいくらでも付いてくる、と言う非常に現代風な考え方だと思います。
無料で良いものを作って膨大なユーザー数を得てから次の手を考える、と言う手法は最近の流行りですよね。mixiの笠原社長もモバツイの藤川社長も同じことを仰っていました。FacebookもTwitterもたぶん同じ考え方。
個人で生計を立てていこうとしているクリエーターだったら、YouTubeなどで無料で自分の作品をアップして、登録ユーザー数を100万人くらいにすれば、おそらく生きていくだけのお金を稼ぐ方法はいくらでもある、と言うことになるのだと思います。
で、講演後に質問コーナーがあったので、下手な英語ながら
「医学の世界ではもちろん"User First"だけれど、それを考えすぎてしまうあまり、医者が過酷労働になりすぎて産婦小児あたりが崩壊の危機にある気がしています。つまり"User Fisrt"っていうのは"sacrifice"と表裏一体なのでないでしょうか?どうやって"User Fisrt"と『生活していくだけのお金を稼ぐこと』を結びつけるのでしょうか?」
って感じの質問をしてみました。
そしたら、まぁある意味理想論的な話ですが、
「"User First"を考えて成功するには自分に実力がなければならない。本当の実力者で且つ誰もが認める存在であれば、"User First"の考え方は必ず成功する」
みたいな感じの答えが返ってきました。
そうやって成功したのがGoogleなのでしょう。
まぁ"User First"が成功の「必要条件」であることには賛成です。
…と、言った感じで非常に面白い集まりでした。僕と同世代の人たちが25人くらい集まったのですが、今日も医学部生は1人だけ。ってか周りはみんなIT系とかコンサル勤務の人たちばかり…
だから僕の質問はかなり特殊でした。
その後さらに今度は個人的に話しかけて「"medical animation"ってのはこう言うやつです!」と、半ば強引に自分の作品を見て頂きました。
学術的に正しいデータを使った作品にはAminさんも興味を持って下さいました。
当たって砕けろ、とはこう言うことを言うのです。
Googleの偉い方と直接一対一でお話しできる機会なんて滅多に無いので、それだけでもとても感激でした。
将来、学生たちから好かれる人材になりたいです。
基本的にクローズドなメンバーだけに与えられた機会だったのですが、東京大学エッジキャピタルの知り合いの方に声をかけて頂き、ある意味特別枠のような形で参加させて頂きました!

Amin Zoufonoun氏。
お願いして一緒に写真を撮って頂きました!
企業買収や投資などを行っている部門の責任者の方で、Google MapやGoogle Earthの生みの親とも言えるのではないでしょうか。
講演の中でAminさんは何度も
"Great ideas = User First"
と強調されていました。
わかりやすい例がGoogleのトップページ。Google創業以来ずっとトップページには広告がありません。極めてシンプルです。
トップページに広告を出すようにすれば一瞬にして広告料で数百億円稼げるのにそうしないのは、世界にはWindows 95を使っている人の数が信じられないほどたくさんいるし、Narrow Band環境の場所も驚くほどたくさんあるから。
例えばこんな感じです。
だから、頭で考えに考え抜いて絞り出した"business idea"は全く無意味だ、と。ジョギングしてたり電話しているときに「こんなものがあったら今の不便さが無くなるのに。」と思ったものこそ"User Fisrt"と言う、当たり前と言えば当たり前の話。
"User Fisrt"で考えて、本当に価値があるものならば儲ける方法はあとからいくらでも付いてくる、と言う非常に現代風な考え方だと思います。
無料で良いものを作って膨大なユーザー数を得てから次の手を考える、と言う手法は最近の流行りですよね。mixiの笠原社長もモバツイの藤川社長も同じことを仰っていました。FacebookもTwitterもたぶん同じ考え方。
個人で生計を立てていこうとしているクリエーターだったら、YouTubeなどで無料で自分の作品をアップして、登録ユーザー数を100万人くらいにすれば、おそらく生きていくだけのお金を稼ぐ方法はいくらでもある、と言うことになるのだと思います。
で、講演後に質問コーナーがあったので、下手な英語ながら
「医学の世界ではもちろん"User First"だけれど、それを考えすぎてしまうあまり、医者が過酷労働になりすぎて産婦小児あたりが崩壊の危機にある気がしています。つまり"User Fisrt"っていうのは"sacrifice"と表裏一体なのでないでしょうか?どうやって"User Fisrt"と『生活していくだけのお金を稼ぐこと』を結びつけるのでしょうか?」
って感じの質問をしてみました。
そしたら、まぁある意味理想論的な話ですが、
「"User First"を考えて成功するには自分に実力がなければならない。本当の実力者で且つ誰もが認める存在であれば、"User First"の考え方は必ず成功する」
みたいな感じの答えが返ってきました。
そうやって成功したのがGoogleなのでしょう。
まぁ"User First"が成功の「必要条件」であることには賛成です。
…と、言った感じで非常に面白い集まりでした。僕と同世代の人たちが25人くらい集まったのですが、今日も医学部生は1人だけ。ってか周りはみんなIT系とかコンサル勤務の人たちばかり…
だから僕の質問はかなり特殊でした。
その後さらに今度は個人的に話しかけて「"medical animation"ってのはこう言うやつです!」と、半ば強引に自分の作品を見て頂きました。
学術的に正しいデータを使った作品にはAminさんも興味を持って下さいました。
当たって砕けろ、とはこう言うことを言うのです。
Googleの偉い方と直接一対一でお話しできる機会なんて滅多に無いので、それだけでもとても感激でした。
将来、学生たちから好かれる人材になりたいです。
2010年05月27日
コンピュータ画像処理
先週伺った立命館大学の田村秀行先生が、ご自身の書かれた本「コンピュータ画像処理」を送って下さいました!

しかも、サインまで付けて下さいました!!

思い返せば、コンピュータ画像処理系の本は、中学生の頃にたくさん読んでいました。確かこれは中2くらいのときに神保町の古本屋で見つけて即買いした本。1冊10000円くらいする本で、中学生の僕には高すぎて絶対買えないと諦めていた本。

今でこそ医学書しか読みませんが、昔はCG系のプログラミングの本を読みまくっていたので、僕の本棚には医学書と工学書が同じくらいずつあったりします。


BASICから初めて、Cに移行して、当時はMS-DOS環境でのプログラミングで、VRAM制御がCでは難しかったので、8086とMASMの本を買ってきて勉強して、インラインアセングラで直接VRAM制御して、そのうちC++もやりたくなって…と言う感じで、次から次に本を買っては読んでいました。
なんと、DOGA-L1&L2の本もあります!(関係者にしかわからないと思いますが…)
昔はそれなりにプログラミングも出来たのになぁ。今では全く出来なくなってしまった。またやりたいのだけれども…
でも、10年以上前に「CによるCGレイトレーシング」なんかを何度も読んでいたお陰で、Mayaを始めたときにも抵抗無く学習することが出来ました。
昔の知識って、いつ役に立つかわかりませんね。

しかも、サインまで付けて下さいました!!

思い返せば、コンピュータ画像処理系の本は、中学生の頃にたくさん読んでいました。確かこれは中2くらいのときに神保町の古本屋で見つけて即買いした本。1冊10000円くらいする本で、中学生の僕には高すぎて絶対買えないと諦めていた本。

今でこそ医学書しか読みませんが、昔はCG系のプログラミングの本を読みまくっていたので、僕の本棚には医学書と工学書が同じくらいずつあったりします。


BASICから初めて、Cに移行して、当時はMS-DOS環境でのプログラミングで、VRAM制御がCでは難しかったので、8086とMASMの本を買ってきて勉強して、インラインアセングラで直接VRAM制御して、そのうちC++もやりたくなって…と言う感じで、次から次に本を買っては読んでいました。
なんと、DOGA-L1&L2の本もあります!(関係者にしかわからないと思いますが…)
昔はそれなりにプログラミングも出来たのになぁ。今では全く出来なくなってしまった。またやりたいのだけれども…
でも、10年以上前に「CによるCGレイトレーシング」なんかを何度も読んでいたお陰で、Mayaを始めたときにも抵抗無く学習することが出来ました。
昔の知識って、いつ役に立つかわかりませんね。
2010年05月21日
一周年
今日5月21日は、裁判員制度が開始されてちょうど1周年。
僕の人生を大きく変えることになった(…と20年後に思えるようになっていたいですが)制度です。
少なくともこの制度がなければ、そしてこの制度に関わっていなければ今の自分は絶対に存在していません。
僕の大学生生活6年間のうちの4年間くらいは裁判員制度と共に歩んできたような気がします。逆に言えば、それだけ犠牲にしてきたこともきっと多いのでしょう。
それにしても去年の今頃はCG制作で大変だった。日曜にバレーの試合が終わってから、汗くさいまま大学に行って夜の研究室で打ち合わせ、とか、死にそうだった。
1年経っても裁判員制度での3DCGの利用に向けた良い案はあまり出ていません。今後どうなっていくのか、非常に興味深いところです。
僕の人生を大きく変えることになった(…と20年後に思えるようになっていたいですが)制度です。
少なくともこの制度がなければ、そしてこの制度に関わっていなければ今の自分は絶対に存在していません。
僕の大学生生活6年間のうちの4年間くらいは裁判員制度と共に歩んできたような気がします。逆に言えば、それだけ犠牲にしてきたこともきっと多いのでしょう。
それにしても去年の今頃はCG制作で大変だった。日曜にバレーの試合が終わってから、汗くさいまま大学に行って夜の研究室で打ち合わせ、とか、死にそうだった。
1年経っても裁判員制度での3DCGの利用に向けた良い案はあまり出ていません。今後どうなっていくのか、非常に興味深いところです。
2010年05月21日
立命館大学で特別講演!
朝7時に起きて朝8時半に家を出て、夜9時半の東京行き最終新幹線に乗って夜12時半に帰宅しました。
と、言うわけではるばる立命館大学「びわこくさつキャンパス」まで行ってきました!
今年の3月20日にサイエンス映像学会に招待されて講演をした際に僕の講演を聞いて下さっていた立命館大学の田村秀行先生に声をかけて頂き、今回素晴らしい機会を頂けることになりました。
このような予期していない素敵な出会いがあることはとても幸せなことです。
東京→京都まで新幹線、そこから東海道本線に20分くらい乗って南草津に出て、さらにバスに15分くらい乗って12時40分頃に到着。

本当はキャンパス正門の写真を撮りたかったのですが、あまりにも時間がなかったので、今日講演させて頂いた建物の写真を撮りました。
田村先生の研究室の学生の方々だけかと思いきや、情報理工学部の他の研究室の皆さんも集まって下さり、40人を超える方の前でお話しさせて頂くことが出来ました!

約1時間の講演のあとに質問が30分ほど。皆さん次々に質問して下さり、あっという間に質問時間も終わりました。
自分のこれまでの取り組みを話しつつ、medical illustration、もっと広い意味ではscientific visualizationの動向、日米の比較や課題などを紹介させて頂きました。
スライドの字が小さいと言う貴重なご指摘を頂きましたが、それ以外はプレゼンの構成力、話し方、客観的データの引用のタイミングなど、多くの点でお褒めの言葉を頂くことが出来、大変光栄でした。

講義のあとは先生の研究室の学生の方が、研究内容を丁寧に説明して下さいました。
バーチャルリアリティを扱っている研究室で、特殊な眼鏡をかけると、実世界の中に3DCGモデルが現れて、インタラクティブに操作出来るようになっていました。iPhoneアプリの「セカイカメラ」、或いは「電脳フィギュア ARis」に近い感覚だと思います。
「セカイカメラ」
「電脳フィギュア ARis」
ちなみにARisを開発したGeisya Tokyo Entertainmentには、昨年夏に見学に伺わせて頂き、社長とお話しもさせて頂きました。
一通り見終わったあとは、もう1つのキャンパスに移動して別の研究室も見学させて頂きました。
こちらは上記の技術を映画制作に応用する取り組みをしていて、例えばAvatarの制作ではカメラを通して実写映像の中でリアルタイムにAvatarを動かして、インタラクティブに動画コンテを作る、みたいなことをしているのですが、それと似たような感じです。
自分とほぼ同世代の学生の方々がプログラムから何から自力で作っている姿は凄かったです。
色々なデモを見せて頂き、その後は懇親会。
「もっと僕の話を聞きたい!」と、5人の方々が集まって下さり、先生と僕を含めて7人で約2時間半ずっと話し続けていました。

素晴らしい言葉をたくさん頂いたのですが、1つだけ紹介すると、
「本当に君に価値があるのならば大学が放っておくはずがなく、必ず何かポジションなり何なり与えてくれるはずだよ。」
と。実は、以前東大理学部でお話しさせて頂いたときも先生に全く同じことを言われました。
この言葉をかけて下さった田村先生と理学部の先生は、(偉そうな表現になってしまいますが)どちらもまさしく大学が放っておかなかった人材です。
そのような先生から直接このような言葉を頂けると非常に励みになります。
明日からもまた頑張ろうと改めて思いました。
僕みたいな、何のキャリアもないただの学生を招待して下さったことに大変感謝しています。東大以外の大学でお話しさせて頂いたのは今回が人生初めてです。今日の出来事を忘れることはないでしょう。
非常に有意義な1日でした。

↑田村秀行先生と。
と、言うわけではるばる立命館大学「びわこくさつキャンパス」まで行ってきました!
今年の3月20日にサイエンス映像学会に招待されて講演をした際に僕の講演を聞いて下さっていた立命館大学の田村秀行先生に声をかけて頂き、今回素晴らしい機会を頂けることになりました。
このような予期していない素敵な出会いがあることはとても幸せなことです。
東京→京都まで新幹線、そこから東海道本線に20分くらい乗って南草津に出て、さらにバスに15分くらい乗って12時40分頃に到着。

本当はキャンパス正門の写真を撮りたかったのですが、あまりにも時間がなかったので、今日講演させて頂いた建物の写真を撮りました。
田村先生の研究室の学生の方々だけかと思いきや、情報理工学部の他の研究室の皆さんも集まって下さり、40人を超える方の前でお話しさせて頂くことが出来ました!

約1時間の講演のあとに質問が30分ほど。皆さん次々に質問して下さり、あっという間に質問時間も終わりました。
自分のこれまでの取り組みを話しつつ、medical illustration、もっと広い意味ではscientific visualizationの動向、日米の比較や課題などを紹介させて頂きました。
スライドの字が小さいと言う貴重なご指摘を頂きましたが、それ以外はプレゼンの構成力、話し方、客観的データの引用のタイミングなど、多くの点でお褒めの言葉を頂くことが出来、大変光栄でした。

講義のあとは先生の研究室の学生の方が、研究内容を丁寧に説明して下さいました。
バーチャルリアリティを扱っている研究室で、特殊な眼鏡をかけると、実世界の中に3DCGモデルが現れて、インタラクティブに操作出来るようになっていました。iPhoneアプリの「セカイカメラ」、或いは「電脳フィギュア ARis」に近い感覚だと思います。
「セカイカメラ」
「電脳フィギュア ARis」
ちなみにARisを開発したGeisya Tokyo Entertainmentには、昨年夏に見学に伺わせて頂き、社長とお話しもさせて頂きました。
一通り見終わったあとは、もう1つのキャンパスに移動して別の研究室も見学させて頂きました。
こちらは上記の技術を映画制作に応用する取り組みをしていて、例えばAvatarの制作ではカメラを通して実写映像の中でリアルタイムにAvatarを動かして、インタラクティブに動画コンテを作る、みたいなことをしているのですが、それと似たような感じです。
自分とほぼ同世代の学生の方々がプログラムから何から自力で作っている姿は凄かったです。
色々なデモを見せて頂き、その後は懇親会。
「もっと僕の話を聞きたい!」と、5人の方々が集まって下さり、先生と僕を含めて7人で約2時間半ずっと話し続けていました。

素晴らしい言葉をたくさん頂いたのですが、1つだけ紹介すると、
「本当に君に価値があるのならば大学が放っておくはずがなく、必ず何かポジションなり何なり与えてくれるはずだよ。」
と。実は、以前東大理学部でお話しさせて頂いたときも先生に全く同じことを言われました。
この言葉をかけて下さった田村先生と理学部の先生は、(偉そうな表現になってしまいますが)どちらもまさしく大学が放っておかなかった人材です。
そのような先生から直接このような言葉を頂けると非常に励みになります。
明日からもまた頑張ろうと改めて思いました。
僕みたいな、何のキャリアもないただの学生を招待して下さったことに大変感謝しています。東大以外の大学でお話しさせて頂いたのは今回が人生初めてです。今日の出来事を忘れることはないでしょう。
非常に有意義な1日でした。

↑田村秀行先生と。
2010年05月12日
マイコミジャーナルに掲載!
マイコミジャーナルにインタビューが掲載されました!
是非読んでやって下さい!
http://journal.mycom.co.jp/column/dezicreator/007/index.html
是非読んでやって下さい!
2010年04月30日
ケニア
お昼に1人で学食で食べていたら僕の右斜め前に黒人の方が座りました。彼は赤門ラーメンを食べていて、いや、正確には食べようとしていました。
箸を使っていたのですが、どう見ても箸初心者で、5回に1回くらいしか麺を掴めず、それも1,2本掴めれば良い方、と言う感じ。
いつまで経ってもそのままで、見ていて可哀想になったので、余計なお世話とはわかっていながらフォークを持ってきて彼に渡しました。
以下、実際は英語のやりとり。
「ありがとう、でも箸になれようと思っていて。」
と言っていたので、正しい箸の持ち方を教えてあげました。箸の持ち方は小さい頃に親にだいぶ教え込まれたので、正しい持ち方には自信があるのです。
相手の方は真剣に聞いて下さってチャレンジしていましたが、さすがにすぐに出来るようなものではないので、
「今日はやっぱりフォーク使うわ。」
と言ってフォークで食べました。
で、まぁ僕の拙い英語で色々話したわけですが、この4月にケニアからPh.D.取るためにやってきたばかりの方らしく、「ケニアとかわからん…」と焦っていたら、「President Obamaの国だよ。」とフォローしてくれました。
そう言えばそうだった。
ケニアは民族語の他に、小学校からずっと英語で授業らしく、英語は全然問題ないらしい。
お昼食べ終わったあともその人は一生懸命箸の練習をしていて、最後にはネギ1本を掴めるようになりました!わーい。笑。
ってな感じで少しばかり楽しいお昼でした。東大にもたくさん留学生来てるんだから少しくらい話出来ればなぁと思っていたので良い機会でした。
箸を使っていたのですが、どう見ても箸初心者で、5回に1回くらいしか麺を掴めず、それも1,2本掴めれば良い方、と言う感じ。
いつまで経ってもそのままで、見ていて可哀想になったので、余計なお世話とはわかっていながらフォークを持ってきて彼に渡しました。
以下、実際は英語のやりとり。
「ありがとう、でも箸になれようと思っていて。」
と言っていたので、正しい箸の持ち方を教えてあげました。箸の持ち方は小さい頃に親にだいぶ教え込まれたので、正しい持ち方には自信があるのです。
相手の方は真剣に聞いて下さってチャレンジしていましたが、さすがにすぐに出来るようなものではないので、
「今日はやっぱりフォーク使うわ。」
と言ってフォークで食べました。
で、まぁ僕の拙い英語で色々話したわけですが、この4月にケニアからPh.D.取るためにやってきたばかりの方らしく、「ケニアとかわからん…」と焦っていたら、「President Obamaの国だよ。」とフォローしてくれました。
そう言えばそうだった。
ケニアは民族語の他に、小学校からずっと英語で授業らしく、英語は全然問題ないらしい。
お昼食べ終わったあともその人は一生懸命箸の練習をしていて、最後にはネギ1本を掴めるようになりました!わーい。笑。
ってな感じで少しばかり楽しいお昼でした。東大にもたくさん留学生来てるんだから少しくらい話出来ればなぁと思っていたので良い機会でした。
2010年04月21日
ぽっかぽか
午前中の実習が早めに終わり、外に出たらあまりにもぽっかぽかで良いお天気だったので、同じ班の友達と生協に行ってお弁当とお茶を買ってそのまま安田講堂前へ。
11時半でまだあまり人もいなかったので、安田講堂の前の芝生のど真ん中を陣取って、安田講堂の方を見ながら優雅にお昼ご飯。
花見ならぬ安田見。
12時を過ぎるとあっという間に芝生が人で埋まりました。
一緒にいた友達が
「東大生も結構人間味あるんだね~」
と。
そんなことを言っていた僕らも東大生なわけですが。笑。
ベストスポットでお日様に当たってお弁当食べて、気分の良いお昼でした。たまにはこう言うのも良いですね。
11時半でまだあまり人もいなかったので、安田講堂の前の芝生のど真ん中を陣取って、安田講堂の方を見ながら優雅にお昼ご飯。
花見ならぬ安田見。
12時を過ぎるとあっという間に芝生が人で埋まりました。
一緒にいた友達が
「東大生も結構人間味あるんだね~」
と。
そんなことを言っていた僕らも東大生なわけですが。笑。
ベストスポットでお日様に当たってお弁当食べて、気分の良いお昼でした。たまにはこう言うのも良いですね。
2010年04月18日
私の留学体験記
15ヶ月ぶりくらいに、東大ガイダンスブログに記事を書きました。
東大ガイダンスブログ♪
「私の留学体験記@セオヒロフミ」
いつものように超長文です。
2ヶ月くらいしか海外にいなかったので、留学と言えるようなものではないのですが、それでも一応留学までの過程やら、感想やらを書いてみました。
東大ガイダンスブログ♪
「私の留学体験記@セオヒロフミ」
いつものように超長文です。
2ヶ月くらいしか海外にいなかったので、留学と言えるようなものではないのですが、それでも一応留学までの過程やら、感想やらを書いてみました。
2010年04月13日
総長大賞授与!
と、言うわけで、総長大賞の賞状と記念のトロフィーを頂いてきました!!

総長大賞は、第2回総長賞授与式の受賞者プレゼンが終わった後にその場で行われる審議で、第1回、第2回合わせて決定されるので、誰1人として結果を知らず、よって賞状にもトロフィーにも名前が書かれていないんですね。
もう1人の受賞者である笠井さんと予定を合わせ、約3週間経ってようやく今日頂くことが出来ました。
トロフィーがなかなか凄くて、重さを量ったら約3.5kgくらいありました。新生児1人と同じくらいですね~

箱もかなり立派でした。
トロフィーの上の部分にはメダル(?)みたいなものがくっついていました。

あと、写真ではとてもわかりにくいのですが、トロフィーの下のほうにはクリスタルの中(?)に名前が彫られていました!!

家宝にします。笑。

賞状に書かれている、
・豊かな教養・深い専門性
・国際的な広い視野
・強靱な開拓精神と行動力を備えたタフさ
を果たして自分が兼ね備えているかと言われると自信がないのですが、いつか全てを兼ね備えた人間になれればと思っています。自分の趣味の延長みたいな3DCGでここまで評価された僕は相当な幸せ者です。
そうそう、今日聞いた話なのですが、3月、そして今日頂いたような記念品やトロフィーなども事業仕分けの対象になり得るらしいです。確かに、これらのものは無くなったからと言って大打撃を受けるわけでもないし、必要性を疑問視している人に必要性を解いて納得させるのはたぶん無理な気がしますが、ん~、でもこういうのは無くならないで欲しいですよね…
これからも頑張ります!

総長大賞は、第2回総長賞授与式の受賞者プレゼンが終わった後にその場で行われる審議で、第1回、第2回合わせて決定されるので、誰1人として結果を知らず、よって賞状にもトロフィーにも名前が書かれていないんですね。
もう1人の受賞者である笠井さんと予定を合わせ、約3週間経ってようやく今日頂くことが出来ました。
トロフィーがなかなか凄くて、重さを量ったら約3.5kgくらいありました。新生児1人と同じくらいですね~

箱もかなり立派でした。
トロフィーの上の部分にはメダル(?)みたいなものがくっついていました。

あと、写真ではとてもわかりにくいのですが、トロフィーの下のほうにはクリスタルの中(?)に名前が彫られていました!!

家宝にします。笑。

賞状に書かれている、
・豊かな教養・深い専門性
・国際的な広い視野
・強靱な開拓精神と行動力を備えたタフさ
を果たして自分が兼ね備えているかと言われると自信がないのですが、いつか全てを兼ね備えた人間になれればと思っています。自分の趣味の延長みたいな3DCGでここまで評価された僕は相当な幸せ者です。
そうそう、今日聞いた話なのですが、3月、そして今日頂いたような記念品やトロフィーなども事業仕分けの対象になり得るらしいです。確かに、これらのものは無くなったからと言って大打撃を受けるわけでもないし、必要性を疑問視している人に必要性を解いて納得させるのはたぶん無理な気がしますが、ん~、でもこういうのは無くならないで欲しいですよね…
これからも頑張ります!
2010年04月11日
理学部0to1→総長会
今日は非常に非常に楽しい1日でした!
まずは朝10時に東大理学部1号館の広報室へ。
東京大学大学院理学系研究科有志 科学コミュニケーション活動グループ「0to1」の定例会に行ってきました。
3月24日に行われた東大総長賞授賞式で、理学部長の山形俊男先生が僕のプレゼン、そして懇親会での挨拶の言葉に感動して下さり、懇親会の場で夢に満ちあふれた話をして下さり、理学部で科学コミュニケーションに非常に力を入れていらっしゃる横山広美先生をご紹介して下さったのが僕と0to1とを結びつけるきっかけとなりました。
横山先生のお名前は、東京大学科学技術インタープリター養成プログラム経由で数年前から存じていたのですが、お会いするのは今日が初めてでした。
一方の0to1も2007年のサイエンスアゴラで存在は知っていて、ほんの少しだけアゴラの会場でメンバーの方とお話しした記憶があるのですが、しっかりお話しするのは今日が初めてでした。
0to1は、科学コミュニケーションに関心のある理学部を中心とした学生からなる団体で、横山先生がスーパーバイザーを務められています。
午前中の定例会では、僕を含めた初参加の人々のために活動紹介から始まり、新しいプロジェクトの提案など、活発に議論していました。それぞれの想いが強く話が発散してしまいそうな場面も何度かありましたが、リーダー的な数人が上手くまとめていたりしていて感心しました。
で、お昼からは僕のランチセミナー。僕は0to1でセミナーをする人として今回招待して頂いたわけです。
総長賞授賞式で行ったプレゼンは持ち時間がたった4分しかなかったため、本来40分くらいあるプレゼンをほとんど削除して4分にしていたのですが、今日は時間もたくさんあるので、本来の40分のスライドにさらにいくつか付け足したスライドを持っていきました。
1時間くらいで終わると思っていたのですが、次から次に質問が出てきて盛り上がり、
気付いたら合計3時間も(!!)かかってしまいました。
ランチセミナーのつもりがいつのまにか「おやつセミナー」にまで延長してしまいました。笑。
日本の教育システムの批判や、僕なりの夢・理想なども語らせて頂いたのですが、概ね横山先生を始めとして皆さん賛同して下さり、近い将来大きな原動力になってくれればと本気で思いました。
横山先生が今日仰っていた
「本当に有望な人材であれば大学はその人のために無理矢理でもポストを用意して離さないようにするものですよ。」
と言う言葉がとても印象的でした。
僕もそうやって、大学側が絶対に手放したくなくなるような人材になりたいですね。前にも書いたように、僕は論文で業績を上げたわけでもないし、研究に直接貢献したわけでもないですが、それでも学術分野の日本最高峰である東京大学から必要とされるような存在になれればと思います。
僕のセミナーを聞くために、わざわざ会社を抜けて来て下さった方や、Skypeで参加して下さった方もいらっしゃり、今日の出会いを大切にしたいと思います。
0to1のあとすぐ、同じ理学部1号館にて今度は総長会の集まり。
総長会、と言うのは歴代総長賞受賞者で構成される会で、まぁ右を見ても左を見ても神様みたいな強者ばかりの凄い会であります。
4時から6時くらいまでは、「超弦理論とゲージ理論の双対性における可積分性の研究」で平成19年度総長賞を受賞された岡村圭祐さんによるセミナー。
受賞内容に関する話をされると言うことで、絶対に理解出来ないものだと思っていたのですが、話のどの部分をとっても、岡村さんがいかに物理を愛しているかがひしひしと伝わってくる、それはそれは素晴らしいセミナーで、10次元の概念とか、超弦理論の概念がちょっとだけわかったような気がしました。全く眠くならない、物理をほとんど全く知らない僕が聞いても引き込まれるカリスマ性がありました。
小学校のときから岡村さんのような先生が理科を教えてくれたら、世の中は理科好きの少年少女で溢れるのではないかと本気で思いました。
セミナーのあとは場所を移動して懇親会。僕が最も好きなタイプの懇親会で、お互いの経験や目標・理想などを熱く語りあい、あっという間に時間が過ぎていきました。大学1年から僕はこういう懇親会・飲み会がしたかったのです。表面的な話しかしない新歓コンパや、酒を飲むだけの飲み会には全く興味が湧きません。
懇親会では「プレゼンの上手さ」が話題の1つになりました。
3月の総長賞授賞式では、超新星爆発の研究で受賞された田中雅臣さんのプレゼンが無茶苦茶わかりやすく且つ面白く、お互いにプレゼン技術を誉め合ったりしていたのですが、彼も僕と同じ考え方で、プレゼン中は必ずユーモア、笑いを取る部分を予め仕込んだり、壇上から離れて身振り手振りをふんだんに用いることを心掛けているそうです。
僕は国際学会と言うものには行ったことが無い人間なのですが、壇上に止まってマイクの前で棒立ちしてつまらないプレゼンをするのは日本人くらいだそうで、他の国の人々は身体の動きが凄いそうです。
スティーブ・ジョブスやビル・ゲイツは学者ではありませんが、彼らのプレゼンはいつでも動きに満ちあふれていますよね。僕はそれがスタンダードになるべきだと思います。
もう一つ、プレゼンで大切なことは、聴衆のレベルに応じて内容を変えること。同業者同士であれば徹底的に専門用語を用いて専門的な会話をすればよいですが、一般人や、専門でない人たちを前に話をするときは、いちいち正確性にこだわったり、完璧に理解させようとするのは全く無意味です。
誤解を招く説明をすることは避けなければいけませんが、大雑把な概念として興味を持ってもらい、「わかったような気」にさせて、支持をえることが何より大切です。
「こんな言葉遣いは学術的に正確でない!」とか「かみ砕いて話をするのは私のポリシーに反する!」とか主張している研究者ははっきり言って二流です。独りよがりとでも言いましょうか。自分がまだ何もわからない子どもだったときのことを常に考える、その視点がとても大切です。
僕は中学2年生のときに見たNHK驚異の小宇宙人体で、遺伝子やDNAの素晴らしさを「わかったような気」になり、Scientific Visualizationの分野に足を踏み入れました。
今日発表された岡村圭祐さんも、小学生のときにNHKアインシュタインロマンを見て物理の世界に興味を持たれたとのことでした。
「一般向けにプレゼンをするときには徹底的にエンターテイナーになるべし。」
とは今日の岡村さんの言葉ですが、全くその通りです。「面白い!」と感じてもらうことが大切で、別に医学や物理の本質まで理解してもらう必要は全くありません。相対性理論を一般人が理解する必要なんて全くありません。でも、「あ、相対性理論って実はとっても面白いかも!」と、こちらを振り向かせることは極めて重要で、しかも子どものときにそのような経験をすれば、科学に興味のある一般人が多く生まれ、そのような人たちの子どももまた、お父さん、お母さんの影響もあって科学に興味を持ってくれる。そう言う正の循環が出来ればよいのですが、アインシュタインロマンも驚異の小宇宙人体ももはや過去の栄光となってしまったのが日本の悲しい現状です。
驚異の小宇宙人体は、徹底的に取材し、CGも何年もかけてこだわって作り、わけのわからない芸人などは一切起用しないで真面目路線を貫いたにもかかわらず、視聴率は20%を超えたときもありました。
徹底的に学術の世界にこだわって番組を作れば、科学とはほぼ無縁の一般人だって興味を持って見るのに、そのような骨太な番組にはもう長いこと出会えていません。僕ら若手が結束して、素晴らしいコンテンツを作れれば良いのですが…
最後に、今日総長会のみんなで撮った写真をば。この写真に写っている人たちのほとんどが、将来超大物になることは間違いないでしょう。今すぐに出はなくても、彼ら彼女らと共同で大きな研究などが出来る日を心から待ち望んでいます。
まずは朝10時に東大理学部1号館の広報室へ。
東京大学大学院理学系研究科有志 科学コミュニケーション活動グループ「0to1」の定例会に行ってきました。
3月24日に行われた東大総長賞授賞式で、理学部長の山形俊男先生が僕のプレゼン、そして懇親会での挨拶の言葉に感動して下さり、懇親会の場で夢に満ちあふれた話をして下さり、理学部で科学コミュニケーションに非常に力を入れていらっしゃる横山広美先生をご紹介して下さったのが僕と0to1とを結びつけるきっかけとなりました。
横山先生のお名前は、東京大学科学技術インタープリター養成プログラム経由で数年前から存じていたのですが、お会いするのは今日が初めてでした。
一方の0to1も2007年のサイエンスアゴラで存在は知っていて、ほんの少しだけアゴラの会場でメンバーの方とお話しした記憶があるのですが、しっかりお話しするのは今日が初めてでした。
0to1は、科学コミュニケーションに関心のある理学部を中心とした学生からなる団体で、横山先生がスーパーバイザーを務められています。
午前中の定例会では、僕を含めた初参加の人々のために活動紹介から始まり、新しいプロジェクトの提案など、活発に議論していました。それぞれの想いが強く話が発散してしまいそうな場面も何度かありましたが、リーダー的な数人が上手くまとめていたりしていて感心しました。
で、お昼からは僕のランチセミナー。僕は0to1でセミナーをする人として今回招待して頂いたわけです。
総長賞授賞式で行ったプレゼンは持ち時間がたった4分しかなかったため、本来40分くらいあるプレゼンをほとんど削除して4分にしていたのですが、今日は時間もたくさんあるので、本来の40分のスライドにさらにいくつか付け足したスライドを持っていきました。
1時間くらいで終わると思っていたのですが、次から次に質問が出てきて盛り上がり、
気付いたら合計3時間も(!!)かかってしまいました。
ランチセミナーのつもりがいつのまにか「おやつセミナー」にまで延長してしまいました。笑。
日本の教育システムの批判や、僕なりの夢・理想なども語らせて頂いたのですが、概ね横山先生を始めとして皆さん賛同して下さり、近い将来大きな原動力になってくれればと本気で思いました。
横山先生が今日仰っていた
「本当に有望な人材であれば大学はその人のために無理矢理でもポストを用意して離さないようにするものですよ。」
と言う言葉がとても印象的でした。
僕もそうやって、大学側が絶対に手放したくなくなるような人材になりたいですね。前にも書いたように、僕は論文で業績を上げたわけでもないし、研究に直接貢献したわけでもないですが、それでも学術分野の日本最高峰である東京大学から必要とされるような存在になれればと思います。
僕のセミナーを聞くために、わざわざ会社を抜けて来て下さった方や、Skypeで参加して下さった方もいらっしゃり、今日の出会いを大切にしたいと思います。
0to1のあとすぐ、同じ理学部1号館にて今度は総長会の集まり。
総長会、と言うのは歴代総長賞受賞者で構成される会で、まぁ右を見ても左を見ても神様みたいな強者ばかりの凄い会であります。
4時から6時くらいまでは、「超弦理論とゲージ理論の双対性における可積分性の研究」で平成19年度総長賞を受賞された岡村圭祐さんによるセミナー。
受賞内容に関する話をされると言うことで、絶対に理解出来ないものだと思っていたのですが、話のどの部分をとっても、岡村さんがいかに物理を愛しているかがひしひしと伝わってくる、それはそれは素晴らしいセミナーで、10次元の概念とか、超弦理論の概念がちょっとだけわかったような気がしました。全く眠くならない、物理をほとんど全く知らない僕が聞いても引き込まれるカリスマ性がありました。
小学校のときから岡村さんのような先生が理科を教えてくれたら、世の中は理科好きの少年少女で溢れるのではないかと本気で思いました。
セミナーのあとは場所を移動して懇親会。僕が最も好きなタイプの懇親会で、お互いの経験や目標・理想などを熱く語りあい、あっという間に時間が過ぎていきました。大学1年から僕はこういう懇親会・飲み会がしたかったのです。表面的な話しかしない新歓コンパや、酒を飲むだけの飲み会には全く興味が湧きません。
懇親会では「プレゼンの上手さ」が話題の1つになりました。
3月の総長賞授賞式では、超新星爆発の研究で受賞された田中雅臣さんのプレゼンが無茶苦茶わかりやすく且つ面白く、お互いにプレゼン技術を誉め合ったりしていたのですが、彼も僕と同じ考え方で、プレゼン中は必ずユーモア、笑いを取る部分を予め仕込んだり、壇上から離れて身振り手振りをふんだんに用いることを心掛けているそうです。
僕は国際学会と言うものには行ったことが無い人間なのですが、壇上に止まってマイクの前で棒立ちしてつまらないプレゼンをするのは日本人くらいだそうで、他の国の人々は身体の動きが凄いそうです。
スティーブ・ジョブスやビル・ゲイツは学者ではありませんが、彼らのプレゼンはいつでも動きに満ちあふれていますよね。僕はそれがスタンダードになるべきだと思います。
もう一つ、プレゼンで大切なことは、聴衆のレベルに応じて内容を変えること。同業者同士であれば徹底的に専門用語を用いて専門的な会話をすればよいですが、一般人や、専門でない人たちを前に話をするときは、いちいち正確性にこだわったり、完璧に理解させようとするのは全く無意味です。
誤解を招く説明をすることは避けなければいけませんが、大雑把な概念として興味を持ってもらい、「わかったような気」にさせて、支持をえることが何より大切です。
「こんな言葉遣いは学術的に正確でない!」とか「かみ砕いて話をするのは私のポリシーに反する!」とか主張している研究者ははっきり言って二流です。独りよがりとでも言いましょうか。自分がまだ何もわからない子どもだったときのことを常に考える、その視点がとても大切です。
僕は中学2年生のときに見たNHK驚異の小宇宙人体で、遺伝子やDNAの素晴らしさを「わかったような気」になり、Scientific Visualizationの分野に足を踏み入れました。
今日発表された岡村圭祐さんも、小学生のときにNHKアインシュタインロマンを見て物理の世界に興味を持たれたとのことでした。
「一般向けにプレゼンをするときには徹底的にエンターテイナーになるべし。」
とは今日の岡村さんの言葉ですが、全くその通りです。「面白い!」と感じてもらうことが大切で、別に医学や物理の本質まで理解してもらう必要は全くありません。相対性理論を一般人が理解する必要なんて全くありません。でも、「あ、相対性理論って実はとっても面白いかも!」と、こちらを振り向かせることは極めて重要で、しかも子どものときにそのような経験をすれば、科学に興味のある一般人が多く生まれ、そのような人たちの子どももまた、お父さん、お母さんの影響もあって科学に興味を持ってくれる。そう言う正の循環が出来ればよいのですが、アインシュタインロマンも驚異の小宇宙人体ももはや過去の栄光となってしまったのが日本の悲しい現状です。
驚異の小宇宙人体は、徹底的に取材し、CGも何年もかけてこだわって作り、わけのわからない芸人などは一切起用しないで真面目路線を貫いたにもかかわらず、視聴率は20%を超えたときもありました。
徹底的に学術の世界にこだわって番組を作れば、科学とはほぼ無縁の一般人だって興味を持って見るのに、そのような骨太な番組にはもう長いこと出会えていません。僕ら若手が結束して、素晴らしいコンテンツを作れれば良いのですが…
最後に、今日総長会のみんなで撮った写真をば。この写真に写っている人たちのほとんどが、将来超大物になることは間違いないでしょう。今すぐに出はなくても、彼ら彼女らと共同で大きな研究などが出来る日を心から待ち望んでいます。
2010年04月04日
超大物議員さんと!
午前中は情報学環繋がりのお花見に誘って頂き、上野公園に行ってきました。上野駅も上野公園も混み具合が凄まじかったです…
つい最近、東大ガイダンスの後輩経由で、朝早くに東大の近くに集まって行われる勉強会「三文会」と言うものに誘われたのですが、今日のお花見の席にその三文会のメンバーが複数いらっしゃりとても驚きました。どこで誰が繋がっているかわからないですね…。噂とか知らないうちに広がっていそうな気がしてちょっと怖い。。。
で、お花見には1時間ほどで別れを告げて有楽町へ。
今日は年に1度のデジハリの優秀作品発表会である
DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2010
に行ってきました。去年も一昨年も観客の1人として足を運んだのですが、今年は表彰されに行ってきました!
デジハリも今年で15周年と言うことで、今年から、過去の卒業生の何人かを「学長賞」として表彰することになり、
記念すべき第1回の学長賞の1人に選んで頂きました!!

今年の学長賞受賞者は僕を含めて全部で3人。
1人は藤川真一さん。携帯でどこからでもtwitterに投稿出来るアプリケーション、movatwitter、「モバツイ」を作られた方です。皆さんの中にもモバツイを利用されている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
藤川さんのtwitterはfollowerが20万人を超えていると言う、個人としては信じられない数であります。
もう1人は日高晋作さん。確か2年前くらいのGRAND PRIXで初めて作品を見たのですが、当時は日高さんの作品が一番好きで、「なんで彼がグランプリじゃないんだ!!」と個人的に怒っていました。笑。
そのときの日高さんの作品がこちら↓
めちゃめちゃ面白いですよ!!
そして日高さんの最新作、恋するネズミはアヌシー国際アニメーションフェスティバル2010で入選されています!!!
授与式のあとに3人で記念撮影しました!

ん??4人いるぞ???
一番左が藤川さん、一番右が僕で、僕の隣が日高さん。はて、藤川さんの隣にいらっしゃる方は??
…拡大してみよう。

!!そうです!!!衆議院議員の河野太郎さんです!!!!
(ご本人です)
折角の機会でしたので、「裁判員制度の3DCGにもお金つけて下さい。」と頼んでおきましたw
その後昨年度の3DCG作品の上映があったのですが、今年はかつてないほどレベルが高く、仰天してしまいました。レンダリングもコンポジットも何もかも超ハイクオリティで、見ていて感動しました。
授賞式のあとは色々な方と再会。

デジハリでの僕の恩師、山本浩司先生。山本先生は過去にSiggraphでElectronic Theaterに作品が入賞したこともある、それはそれは偉大な先生です。僕の3DCGの原点は山本先生です。
そのSiggraphで入選された作品がこちら↓
調べてみたら、Siggraph2000でした。もう10年も前の作品だったのですね…。今見ても面白いです。

デジハリの古賀社長と広報の川村さん。
そしてこちらがスキージャンプペアや東京オンリーピックの仕掛け人である真島理一郎さん↓

2年くらい前に一度お会いしたことがあるのですが、覚えていて下さいました!!
こういう色々な出会いが何か形として残るようになればよいですね。
今日で春休みもおしまい。明日からは3DCGはしばらくお預けです。う~~、ちゃんと医学の勉強しないと……
つい最近、東大ガイダンスの後輩経由で、朝早くに東大の近くに集まって行われる勉強会「三文会」と言うものに誘われたのですが、今日のお花見の席にその三文会のメンバーが複数いらっしゃりとても驚きました。どこで誰が繋がっているかわからないですね…。噂とか知らないうちに広がっていそうな気がしてちょっと怖い。。。
で、お花見には1時間ほどで別れを告げて有楽町へ。
今日は年に1度のデジハリの優秀作品発表会である
DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2010
に行ってきました。去年も一昨年も観客の1人として足を運んだのですが、今年は表彰されに行ってきました!
デジハリも今年で15周年と言うことで、今年から、過去の卒業生の何人かを「学長賞」として表彰することになり、
記念すべき第1回の学長賞の1人に選んで頂きました!!

今年の学長賞受賞者は僕を含めて全部で3人。
1人は藤川真一さん。携帯でどこからでもtwitterに投稿出来るアプリケーション、movatwitter、「モバツイ」を作られた方です。皆さんの中にもモバツイを利用されている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
藤川さんのtwitterはfollowerが20万人を超えていると言う、個人としては信じられない数であります。
もう1人は日高晋作さん。確か2年前くらいのGRAND PRIXで初めて作品を見たのですが、当時は日高さんの作品が一番好きで、「なんで彼がグランプリじゃないんだ!!」と個人的に怒っていました。笑。
そのときの日高さんの作品がこちら↓
めちゃめちゃ面白いですよ!!
そして日高さんの最新作、恋するネズミはアヌシー国際アニメーションフェスティバル2010で入選されています!!!
授与式のあとに3人で記念撮影しました!

ん??4人いるぞ???
一番左が藤川さん、一番右が僕で、僕の隣が日高さん。はて、藤川さんの隣にいらっしゃる方は??
…拡大してみよう。

!!そうです!!!衆議院議員の河野太郎さんです!!!!
(ご本人です)
折角の機会でしたので、「裁判員制度の3DCGにもお金つけて下さい。」と頼んでおきましたw
その後昨年度の3DCG作品の上映があったのですが、今年はかつてないほどレベルが高く、仰天してしまいました。レンダリングもコンポジットも何もかも超ハイクオリティで、見ていて感動しました。
授賞式のあとは色々な方と再会。

デジハリでの僕の恩師、山本浩司先生。山本先生は過去にSiggraphでElectronic Theaterに作品が入賞したこともある、それはそれは偉大な先生です。僕の3DCGの原点は山本先生です。
そのSiggraphで入選された作品がこちら↓
調べてみたら、Siggraph2000でした。もう10年も前の作品だったのですね…。今見ても面白いです。

デジハリの古賀社長と広報の川村さん。
そしてこちらがスキージャンプペアや東京オンリーピックの仕掛け人である真島理一郎さん↓

2年くらい前に一度お会いしたことがあるのですが、覚えていて下さいました!!
こういう色々な出会いが何か形として残るようになればよいですね。
今日で春休みもおしまい。明日からは3DCGはしばらくお預けです。う~~、ちゃんと医学の勉強しないと……
2010年04月04日
ビジネス紙に掲載!
今日4月3日付のビジネス紙、
Fuji Sankei Business i.

その23ページを開くと…
バーン!!

1ページほぼ丸ごと掲載されました!!
しかもタイミングよく総長大賞を取ったあとに編集作業だったので、半分くらい総長大賞絡みの記事になっております!
が、残念なことにこの新聞は一般の書店や駅の売店にはほとんどおいておらず、定期購読をしていない場合は産経新聞系列の販売店に足を運ばないと手に入りません…
が、しかし!!!
どうしても記事を読みたいと言うそこのあなた!!!(…が1人くらいはいてくれると信じてw)
オンラインでも無料で記事を読めるのです!!!
【“デジハリ”の肖像】
目指すは世界初「医師兼科学CGクリエーター」
SankeiBiz(サンケイビズ)
とても格好良い記事になっております。自分の力ではこんな凄い文章絶対に書けません…
近くの販売店に行って「3部下さい。」と言ったら「もしかして君、掲載されてるの?」と聞かれ、「はい」と答えたら「じゃあ記念に一杯持って帰って良いよ。」と言われ、

↑3部の値段でこんにたくさん頂いてしまいましたw
Fuji Sankei Business i.

その23ページを開くと…
バーン!!

1ページほぼ丸ごと掲載されました!!
しかもタイミングよく総長大賞を取ったあとに編集作業だったので、半分くらい総長大賞絡みの記事になっております!
が、残念なことにこの新聞は一般の書店や駅の売店にはほとんどおいておらず、定期購読をしていない場合は産経新聞系列の販売店に足を運ばないと手に入りません…
が、しかし!!!
どうしても記事を読みたいと言うそこのあなた!!!(…が1人くらいはいてくれると信じてw)
オンラインでも無料で記事を読めるのです!!!
【“デジハリ”の肖像】
目指すは世界初「医師兼科学CGクリエーター」
SankeiBiz(サンケイビズ)
とても格好良い記事になっております。自分の力ではこんな凄い文章絶対に書けません…
近くの販売店に行って「3部下さい。」と言ったら「もしかして君、掲載されてるの?」と聞かれ、「はい」と答えたら「じゃあ記念に一杯持って帰って良いよ。」と言われ、

↑3部の値段でこんにたくさん頂いてしまいましたw
2010年03月29日
国立天文台
今日は朝から三鷹にある国立天文台に行ってきました!

きっかけは、かれこれ今から約2年前まで遡り、2008年5月の第20回CGアニメコンテストでDoGA代表の鎌田優さんから「近況PRコーナー」で少し話して良いよと言って下さったのが全ての始まりでした。
このとき同じPRコーナーで発表された方の中にはロマのフ比嘉さんがいらっしゃったり、吉浦康裕さんがいらっしゃったりと、明らかに場違いな状況で…。思えばSiggraph学生部門グランプリの山崎伸浩さんに初めてお会いしたのもこのときでした。
で、PR後の休憩時間中に、国立天文台の内藤誠一郎さんが話しかけに来て下さり、そのとき科学技術振興調整費を使って行われている「宇宙映像利用による科学文化形成ユニット」をご紹介して頂き、それ以来このプログラムに参加したいとずっと思いながら2年近く経ってしまいました。(つい最近判明したのですが、内藤さんは中高の先輩でした!)
昨年12月の京都大学での学術映像コンペティション授賞式で久しぶりに天文台の方とお会いし、今年3月上旬の第8回インディーズアニメフェスタでもまた再会したこともあって、春休み最終週である今日、遂に念願の天文台見学となりました。アレンジして下さった三上真世さん、本当にありがとうございます。
午前中は4D2Uシアターにて、たくさんの作品を見せて頂きました。
4D2Uは既に何度かご紹介させて頂きましたが、実際の宇宙の科学データをMayaなどを用いて可視化していて、かつエンターテイメント要素もふんだんに使われており、かなりお薦めです。
http://4d2u.nao.ac.jp/t/index.php
個人的なお薦めは、圧倒的に
「月面全体の地形図」
です。月面生成のアニメーションが素晴らしすぎます。
午後にはこのムービーを制作された、中山弘敬さんとお会いすることが出来、話が盛り上がってあっという間に2時間近く?経ってしまいました。
ネットで調べればすぐにわかりますが、中山さんはスクエア・エニックス(Final Fantasyの会社です!)で3DCGを制作されていらっしゃった方で、上記の超ハイクオリティなアニメーションも納得できます。
可視化に関する説明などたくさんして頂きました。他にも新分野創成センターの武田隆顕さんから、可視化に関する資料を見せて頂いたりと、とてもとても刺激的で勉強になる1日でした。
4D2Uで活躍されていらっしゃる方が科学文化形成ユニットの講師をされていることもあり、もの凄く受講したいのですが、あいにく今年も(と、言うか今年こそ)時間が無く…。。。
う~、やりたいことがたくさんあり過ぎる。
国立天文台に弟子入りしたい…
とりあえず、MELとPythonをちゃんと勉強しようと言う気になりました。
あれ?帰国してからは心を入れ替えて医学の勉強をする予定だったのに…。結局何も医学の勉強をせずに3月も終わろうとしている気がw
ちょうど1年後には自分の医師国家試験の合格発表があるというのに。。。

きっかけは、かれこれ今から約2年前まで遡り、2008年5月の第20回CGアニメコンテストでDoGA代表の鎌田優さんから「近況PRコーナー」で少し話して良いよと言って下さったのが全ての始まりでした。
このとき同じPRコーナーで発表された方の中にはロマのフ比嘉さんがいらっしゃったり、吉浦康裕さんがいらっしゃったりと、明らかに場違いな状況で…。思えばSiggraph学生部門グランプリの山崎伸浩さんに初めてお会いしたのもこのときでした。
で、PR後の休憩時間中に、国立天文台の内藤誠一郎さんが話しかけに来て下さり、そのとき科学技術振興調整費を使って行われている「宇宙映像利用による科学文化形成ユニット」をご紹介して頂き、それ以来このプログラムに参加したいとずっと思いながら2年近く経ってしまいました。(つい最近判明したのですが、内藤さんは中高の先輩でした!)
昨年12月の京都大学での学術映像コンペティション授賞式で久しぶりに天文台の方とお会いし、今年3月上旬の第8回インディーズアニメフェスタでもまた再会したこともあって、春休み最終週である今日、遂に念願の天文台見学となりました。アレンジして下さった三上真世さん、本当にありがとうございます。
午前中は4D2Uシアターにて、たくさんの作品を見せて頂きました。
4D2Uは既に何度かご紹介させて頂きましたが、実際の宇宙の科学データをMayaなどを用いて可視化していて、かつエンターテイメント要素もふんだんに使われており、かなりお薦めです。
http://4d2u.nao.ac.jp/t/index.php
個人的なお薦めは、圧倒的に
「月面全体の地形図」
です。月面生成のアニメーションが素晴らしすぎます。
午後にはこのムービーを制作された、中山弘敬さんとお会いすることが出来、話が盛り上がってあっという間に2時間近く?経ってしまいました。
ネットで調べればすぐにわかりますが、中山さんはスクエア・エニックス(Final Fantasyの会社です!)で3DCGを制作されていらっしゃった方で、上記の超ハイクオリティなアニメーションも納得できます。
可視化に関する説明などたくさんして頂きました。他にも新分野創成センターの武田隆顕さんから、可視化に関する資料を見せて頂いたりと、とてもとても刺激的で勉強になる1日でした。
4D2Uで活躍されていらっしゃる方が科学文化形成ユニットの講師をされていることもあり、もの凄く受講したいのですが、あいにく今年も(と、言うか今年こそ)時間が無く…。。。
う~、やりたいことがたくさんあり過ぎる。
国立天文台に弟子入りしたい…
とりあえず、MELとPythonをちゃんと勉強しようと言う気になりました。
あれ?帰国してからは心を入れ替えて医学の勉強をする予定だったのに…。結局何も医学の勉強をせずに3月も終わろうとしている気がw
ちょうど1年後には自分の医師国家試験の合格発表があるというのに。。。
2010年03月26日
Surprise Cake!!
今日は朝からゆりかもめに乗って東京ビックサイトへ。
生まれて初めて、「東京国際アニメフェア」に行ってきました!
知り合いでお世話になっている真狩裕志さんが司会をされたシンポジウム「個人発アニメーションの15年史/相互越境による新たな視点」を聞いてきました。三鷹でお会いした「フミコの告白」の石田祐康さんと再会。ロマのフ比嘉さんも僕のことを覚えていて下さって感動しました。
シンポジウムで一番印象に残ったのは、全然シンポジウムの本質からはずれてしまうのですが、幼稚園のときからPhotoshop使ってた高校生がいまや普通にいるという事実。う~ん、凄いですねぇ。。。
でも僕らの世代でも、小学校3、4年生くらいのときにはもう学校にインターネットくらいはありましたからね。DoGA L2も確かありました。ロマのフ比嘉さんの「One day, some girl」は小学校6年生か中学校1年生くらいのときに見た記憶があります。
FAN WORKSの高山晃社長にも久々にお会いできました。高山社長は東大情報学環で先生もされています。
今日はビジネスデーなので関係者しかブース展示には入れず、僕もきっと入れないだろうと思って帰ろうとしていたら、第17回CGアニメコンテスト受賞者の左山誠さんが招待券を下さり、ブース会場へ。
久々に、神風動画の水崎淳平社長にお会いすることが出来ました。また、先週NHKの生放送でご一緒させて頂いた澤田裕太郎さんがCreator's Worldに出展されていて、挨拶出来ました。
Creator's Worldの近くをうろうろしていたら、「ふりっじす」の田辺富士男さんと、「アースウォード」の大和秀夫さんにばったり遭遇。お二方とも以前にCGアニメコンテストで知り合ったのですが、非常に活躍されている、とても尊敬しているプロの方です。
「ふりっじす」
「アースウォード(前編)」
「アースウォード(後編)」
お二人とお昼ご飯をご一緒させて頂きました!!
その後一度帰宅して、すぐにデジタルハリウッド東京本校へ。マイコミジャーナルの取材を受けてきました。
で、なんと!
取材後にデジハリからサプライズのケーキが!!!!


取材に来て下さったプロのカメラマンの方にお願いして、僕のカメラでデジハリのスタッフの方々と一緒に写真を撮って頂きました!

ありがたや~ありがたや~。
と、今日も一瞬で一日が終わろうとしています。
明日は久々に後輩達のバレーボール姿を見に筑波まで新人戦観戦に行ってきます~。
あと、総長賞の記念品の写真を撮ったので掲載します。家の蛍光灯ライトで上手く撮るのってやっぱり難しいですね。色々工夫しました。

箱もかなり高級そうです。

葉っぱの付け根の部分には僕の名前も彫られています!
生まれて初めて、「東京国際アニメフェア」に行ってきました!
知り合いでお世話になっている真狩裕志さんが司会をされたシンポジウム「個人発アニメーションの15年史/相互越境による新たな視点」を聞いてきました。三鷹でお会いした「フミコの告白」の石田祐康さんと再会。ロマのフ比嘉さんも僕のことを覚えていて下さって感動しました。
シンポジウムで一番印象に残ったのは、全然シンポジウムの本質からはずれてしまうのですが、幼稚園のときからPhotoshop使ってた高校生がいまや普通にいるという事実。う~ん、凄いですねぇ。。。
でも僕らの世代でも、小学校3、4年生くらいのときにはもう学校にインターネットくらいはありましたからね。DoGA L2も確かありました。ロマのフ比嘉さんの「One day, some girl」は小学校6年生か中学校1年生くらいのときに見た記憶があります。
FAN WORKSの高山晃社長にも久々にお会いできました。高山社長は東大情報学環で先生もされています。
今日はビジネスデーなので関係者しかブース展示には入れず、僕もきっと入れないだろうと思って帰ろうとしていたら、第17回CGアニメコンテスト受賞者の左山誠さんが招待券を下さり、ブース会場へ。
久々に、神風動画の水崎淳平社長にお会いすることが出来ました。また、先週NHKの生放送でご一緒させて頂いた澤田裕太郎さんがCreator's Worldに出展されていて、挨拶出来ました。
Creator's Worldの近くをうろうろしていたら、「ふりっじす」の田辺富士男さんと、「アースウォード」の大和秀夫さんにばったり遭遇。お二方とも以前にCGアニメコンテストで知り合ったのですが、非常に活躍されている、とても尊敬しているプロの方です。
「ふりっじす」
「アースウォード(前編)」
「アースウォード(後編)」
お二人とお昼ご飯をご一緒させて頂きました!!
その後一度帰宅して、すぐにデジタルハリウッド東京本校へ。マイコミジャーナルの取材を受けてきました。
で、なんと!
取材後にデジハリからサプライズのケーキが!!!!


取材に来て下さったプロのカメラマンの方にお願いして、僕のカメラでデジハリのスタッフの方々と一緒に写真を撮って頂きました!

ありがたや~ありがたや~。
と、今日も一瞬で一日が終わろうとしています。
明日は久々に後輩達のバレーボール姿を見に筑波まで新人戦観戦に行ってきます~。
あと、総長賞の記念品の写真を撮ったので掲載します。家の蛍光灯ライトで上手く撮るのってやっぱり難しいですね。色々工夫しました。

箱もかなり高級そうです。

葉っぱの付け根の部分には僕の名前も彫られています!
2010年03月25日
総長大賞受賞!!!!
総長賞だけでなく、総長大賞まで頂いてしまいました!!!

総長大賞の賞状は当日決まったためにまだ名前が書かれておらず、後日改めて頂けることになっています。
本当は昨日のうちに日記書きたかったのですが、帰宅したら家のインターネットが完全に壊れ全く接続できないという非常に残念な状況になってしまいましたw
授賞式では、中高の同期で数理科学研究科の大島芳樹くんと一緒だったほか、第1回総長賞を受賞した「東京大学法科大学院出張教室」の代表メンバーも同じ筑駒同期の秋田純くん、総長賞授与式の前に行われた学位記授与式の修了生答辞を述べたのも筑駒同期の塚本鋭くん、と、同期ばかり4人も同じ場所に集い、プチ同窓会みたいな雰囲気でとても楽しかったです。みんなそれぞれエキスパートの道を着実に進んでいます。
今日まで秘密にしていた、プレゼンテーションでの「秘策」ですが、
今回の授賞式用に一生懸命Demo Reelを作っていました!
先ほどYouTubeにもアップしましたので是非是非ご覧ください!!
授与式で音響使ってプレゼンしたのは僕だけでしたw
音楽は、この日のためにとてもとてもお忙しい中サイエンス映像学会理事の泉山由典さんに作って頂きました!本当にありがとうございます!!
プレゼンはこんな感じでした↓

皆さんやはり既に色々なところから引っ張りだこで講演なども多いせいか、笑いの取り方をマスターしていたり、非常にわかりやすいプレゼン資料を作っていたりと、とても楽しいプレゼンでした。
そしてその後、総長を始めとした選考委員は別室に移り総長大賞の選考会議へ。「総長大賞は当日に用意されたお祭り」という意識だったのですが、まさか僕自身が頂けるとは思っていませんでした…
大賞は僕と、第1回受賞者の笠井友貴さん。将棋の女流アマ名人戦で2連覇、将棋を通じた国際活動などを積極的に行っていらっしゃる強者であります。懇談会で2ショット写真を撮っていただきました!(後ほど写真アップします!)
総長大賞の記念品として、めちゃくちゃ重い豪華なクリスタルのトロフィーを頂きました!これも後日名前が彫られた後に帰ってくるのでそのときまた写真アップします!
今回の授与式のために時間を作ってくださり関係者として駆けつけて下さった、デジタルハリウッド株式会社の古賀鉄也代表取締役社長兼CEO、川村めぐみ広報戦略部広報PRグループ主任、番組ディレクターの松本こうどうさん、そして懇談会に駆けつけて下さったサイエンス映像学会副会長の林勝彦さん、どうもありがとうございました!
総長大賞を取ると、そのあとの懇談会で少し長くスピーチ出来るというチャンスが与えられます。最後に、そのスピーチで述べたこと+α(だいぶ+αの部分が多いような気もしますが…)をここに記したいと思います。
僕から皆さんへのメッセージです。
------------------------------------------------------
まずは、3年生の夏からずっとご指導下さった東京大学大学院医学系研究科法医学講座の吉田謙一教授、原田一樹講師、中嶋信技術官と、関係する全ての皆様に心から感謝致します。
裁判員裁判用の3DCG画像を始めとして僕がこれまでに作ってきた画像や映像は、作ったからと言ってScienceやNatureなどの超一流雑誌の論文として載ることはまず無く、画像や映像によって学術的にフィードバックがあるものでも、研究自体を促進するものでもありません。学術的な意味はほとんど無いかもしれません。映画やゲームを作る代わりに、学術を題材にした画像や映像を作った、簡単に言えばただそれだけのことです。
大学内でのキャリアを考える場合、出来るだけ有名な雑誌に掲載され、より多くのインパクトファクターを集めることが鉄則で、大学側もそれを大きく評価します。実際、過去に先輩方や先生方からも、「有名な論文に載るような研究をすることが何よりも大切。」と言われたことが何度かあります。
そのような現状も相まってか、僕が大学入学以外ずっと取り組んでいる、難しい学術の内容をCGと言う表現手段を用いて一般の方に理解して頂けるようにわかりやすくするmedical illustration、もっと広く言えば「scientific visualization」と言う分野は特に日本では全くと言って良いほど発展していません。
しかし、研究というのは一般の方々の支持を得て初めて意味を持つものではないでしょうか。研究者同士で評価し合うことももちろん重要ですが、大学で研究する以上は、常に「世間の目」を忘れてはいけません。多くの研究者がそれを意識するきっかけとなったのが、昨年話題になった事業仕分けかもしれません。民間企業の場合は話が異なってくるかもしれませんが、大学ベースの研究はそのほとんどが国家予算で成り立っています。国民1人1人から集めたお金です。ちょうど株式会社と同じような仕組みで、予算という資本で研究をしている「株式会社」つまり各大学や研究室は、お金を出している「株主」である国民1人1人にしっかりと自分たちの「会社」の内容を説明し、「株主」に理解してもらい支持を得なければあっという間に「倒産」してしまいます。ごく当たり前のことなのにそれに気付く人は非常に少なかった。
研究者は結果を出すことの他に、「株主」からどう支持を得るかを常に考えていなければいけないのです。嘘をついてはいけませんが、魅力あるように「見せる」ことはとても大切です。「株主」に「事業内容」を全て理解してもらう必要は必ずしもありません。今後も投資したくなるような魅力をアピールすることが極めて重要です(もちろん、裁判員裁判用のCGのように全て正確に表現することが求められるケースもあります)。良い声を吹き込むために声優さんに協力して頂いたり、映像にぴったりの音楽をプロの作曲家に作っていただいたり、研究者の皆さんからすれば、「そんなものにお金と時間をかけるなんて…」と思われるかもしれませんが、実は極めて重要なことなのです。
アメリカのいくつかの有名大学には「デザイン室」のような部門があり、ある論文が雑誌の表紙などを飾る場合には大学が抱えるデザイナーが自ら論文を読み、研究者と対等な立場で議論をし、学術的にも芸術的にも質の高い作品を作り上げます。世界有数の病院であるMayo Clinicでは医学の世界を専門にしたイラストレーターの集団を抱えています。
医学の世界に限った話になりますが、アメリカ、カナダでは、卓越した芸術センスを持った学生が医学生と一緒に解剖学や生理学の授業を受け、同じ試験に臨み、手術室に入り先生方の後ろから術野をスケッチし、且つ手描きやコンピューターアートを学んでいます。
それが日本ではどうでしょうか。研究者自身がプレゼン資料作成に頭を悩ませ、教科書を執筆する際にもなかなかアーティストが見つからず、常に困っている状況です。
さらに悪いことに、一般向けの市民講座やサイエンスカフェなどに積極的に取り組んでいる方は、「研究で良い結果を出せないから一般向けの世界に逃げた」と言われることさえあります。
日本でも最近ようやく、科学技術振興調整費の中から東大の科学技術インタープリター養成講座や北大のCoSTEP、早稲田大のMAJESTyなど、科学と社会との在り方を考えるような講座が誕生しましたが、まだまだ改善していくべきところも多いでしょう。
「Scientific Visualization」の分野は、アーティストが頑張るだけでは発展することは絶対に出来ません。研究者の皆さんの全面バックアップがあってこそ初めて発展する分野です。日本でこの分野が発展するかどうかは、研究者の皆さんが、面倒くさいと思わずに真剣にアートについて考えて下さることが絶対条件です。そして大学全体としても、一般の世界と学術の世界とを結ぶ架け橋である「Scientific Visualization」の専門家たちが希望を持って活動できるようなキャリアやポジションを用意したり、論文以外の評価方法を真剣に考える必要があります。
今回の僕の総長賞、そして総長大賞の受賞は、この「Scientific Visualization」の分野を日本で根付かせるための突破口になるのではないかと期待していますし、また自分の人生をかけてこの分野を根付かせることが僕の使命だと思っています。
法医学、医学だけに留まらず、各学部間の垣根を越えて、今後あらゆる研究者の皆さんが、「Scientific Visualization」の重要性、可能性を少しずつ考えていって下さればと思います。
そして日本の最高学府である東京大学とともに、この分野を発展させていくことが出来ればと思います。
2010年3月24日 瀬尾拡史
------------------------------------------------------
これまでご支援下さった全ての方に改めて心より感謝致します。

総長大賞の賞状は当日決まったためにまだ名前が書かれておらず、後日改めて頂けることになっています。
本当は昨日のうちに日記書きたかったのですが、帰宅したら家のインターネットが完全に壊れ全く接続できないという非常に残念な状況になってしまいましたw
授賞式では、中高の同期で数理科学研究科の大島芳樹くんと一緒だったほか、第1回総長賞を受賞した「東京大学法科大学院出張教室」の代表メンバーも同じ筑駒同期の秋田純くん、総長賞授与式の前に行われた学位記授与式の修了生答辞を述べたのも筑駒同期の塚本鋭くん、と、同期ばかり4人も同じ場所に集い、プチ同窓会みたいな雰囲気でとても楽しかったです。みんなそれぞれエキスパートの道を着実に進んでいます。
今日まで秘密にしていた、プレゼンテーションでの「秘策」ですが、
今回の授賞式用に一生懸命Demo Reelを作っていました!
先ほどYouTubeにもアップしましたので是非是非ご覧ください!!
授与式で音響使ってプレゼンしたのは僕だけでしたw
音楽は、この日のためにとてもとてもお忙しい中サイエンス映像学会理事の泉山由典さんに作って頂きました!本当にありがとうございます!!
プレゼンはこんな感じでした↓

皆さんやはり既に色々なところから引っ張りだこで講演なども多いせいか、笑いの取り方をマスターしていたり、非常にわかりやすいプレゼン資料を作っていたりと、とても楽しいプレゼンでした。
そしてその後、総長を始めとした選考委員は別室に移り総長大賞の選考会議へ。「総長大賞は当日に用意されたお祭り」という意識だったのですが、まさか僕自身が頂けるとは思っていませんでした…
大賞は僕と、第1回受賞者の笠井友貴さん。将棋の女流アマ名人戦で2連覇、将棋を通じた国際活動などを積極的に行っていらっしゃる強者であります。懇談会で2ショット写真を撮っていただきました!(後ほど写真アップします!)
総長大賞の記念品として、めちゃくちゃ重い豪華なクリスタルのトロフィーを頂きました!これも後日名前が彫られた後に帰ってくるのでそのときまた写真アップします!
今回の授与式のために時間を作ってくださり関係者として駆けつけて下さった、デジタルハリウッド株式会社の古賀鉄也代表取締役社長兼CEO、川村めぐみ広報戦略部広報PRグループ主任、番組ディレクターの松本こうどうさん、そして懇談会に駆けつけて下さったサイエンス映像学会副会長の林勝彦さん、どうもありがとうございました!
総長大賞を取ると、そのあとの懇談会で少し長くスピーチ出来るというチャンスが与えられます。最後に、そのスピーチで述べたこと+α(だいぶ+αの部分が多いような気もしますが…)をここに記したいと思います。
僕から皆さんへのメッセージです。
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まずは、3年生の夏からずっとご指導下さった東京大学大学院医学系研究科法医学講座の吉田謙一教授、原田一樹講師、中嶋信技術官と、関係する全ての皆様に心から感謝致します。
裁判員裁判用の3DCG画像を始めとして僕がこれまでに作ってきた画像や映像は、作ったからと言ってScienceやNatureなどの超一流雑誌の論文として載ることはまず無く、画像や映像によって学術的にフィードバックがあるものでも、研究自体を促進するものでもありません。学術的な意味はほとんど無いかもしれません。映画やゲームを作る代わりに、学術を題材にした画像や映像を作った、簡単に言えばただそれだけのことです。
大学内でのキャリアを考える場合、出来るだけ有名な雑誌に掲載され、より多くのインパクトファクターを集めることが鉄則で、大学側もそれを大きく評価します。実際、過去に先輩方や先生方からも、「有名な論文に載るような研究をすることが何よりも大切。」と言われたことが何度かあります。
そのような現状も相まってか、僕が大学入学以外ずっと取り組んでいる、難しい学術の内容をCGと言う表現手段を用いて一般の方に理解して頂けるようにわかりやすくするmedical illustration、もっと広く言えば「scientific visualization」と言う分野は特に日本では全くと言って良いほど発展していません。
しかし、研究というのは一般の方々の支持を得て初めて意味を持つものではないでしょうか。研究者同士で評価し合うことももちろん重要ですが、大学で研究する以上は、常に「世間の目」を忘れてはいけません。多くの研究者がそれを意識するきっかけとなったのが、昨年話題になった事業仕分けかもしれません。民間企業の場合は話が異なってくるかもしれませんが、大学ベースの研究はそのほとんどが国家予算で成り立っています。国民1人1人から集めたお金です。ちょうど株式会社と同じような仕組みで、予算という資本で研究をしている「株式会社」つまり各大学や研究室は、お金を出している「株主」である国民1人1人にしっかりと自分たちの「会社」の内容を説明し、「株主」に理解してもらい支持を得なければあっという間に「倒産」してしまいます。ごく当たり前のことなのにそれに気付く人は非常に少なかった。
研究者は結果を出すことの他に、「株主」からどう支持を得るかを常に考えていなければいけないのです。嘘をついてはいけませんが、魅力あるように「見せる」ことはとても大切です。「株主」に「事業内容」を全て理解してもらう必要は必ずしもありません。今後も投資したくなるような魅力をアピールすることが極めて重要です(もちろん、裁判員裁判用のCGのように全て正確に表現することが求められるケースもあります)。良い声を吹き込むために声優さんに協力して頂いたり、映像にぴったりの音楽をプロの作曲家に作っていただいたり、研究者の皆さんからすれば、「そんなものにお金と時間をかけるなんて…」と思われるかもしれませんが、実は極めて重要なことなのです。
アメリカのいくつかの有名大学には「デザイン室」のような部門があり、ある論文が雑誌の表紙などを飾る場合には大学が抱えるデザイナーが自ら論文を読み、研究者と対等な立場で議論をし、学術的にも芸術的にも質の高い作品を作り上げます。世界有数の病院であるMayo Clinicでは医学の世界を専門にしたイラストレーターの集団を抱えています。
医学の世界に限った話になりますが、アメリカ、カナダでは、卓越した芸術センスを持った学生が医学生と一緒に解剖学や生理学の授業を受け、同じ試験に臨み、手術室に入り先生方の後ろから術野をスケッチし、且つ手描きやコンピューターアートを学んでいます。
それが日本ではどうでしょうか。研究者自身がプレゼン資料作成に頭を悩ませ、教科書を執筆する際にもなかなかアーティストが見つからず、常に困っている状況です。
さらに悪いことに、一般向けの市民講座やサイエンスカフェなどに積極的に取り組んでいる方は、「研究で良い結果を出せないから一般向けの世界に逃げた」と言われることさえあります。
日本でも最近ようやく、科学技術振興調整費の中から東大の科学技術インタープリター養成講座や北大のCoSTEP、早稲田大のMAJESTyなど、科学と社会との在り方を考えるような講座が誕生しましたが、まだまだ改善していくべきところも多いでしょう。
「Scientific Visualization」の分野は、アーティストが頑張るだけでは発展することは絶対に出来ません。研究者の皆さんの全面バックアップがあってこそ初めて発展する分野です。日本でこの分野が発展するかどうかは、研究者の皆さんが、面倒くさいと思わずに真剣にアートについて考えて下さることが絶対条件です。そして大学全体としても、一般の世界と学術の世界とを結ぶ架け橋である「Scientific Visualization」の専門家たちが希望を持って活動できるようなキャリアやポジションを用意したり、論文以外の評価方法を真剣に考える必要があります。
今回の僕の総長賞、そして総長大賞の受賞は、この「Scientific Visualization」の分野を日本で根付かせるための突破口になるのではないかと期待していますし、また自分の人生をかけてこの分野を根付かせることが僕の使命だと思っています。
法医学、医学だけに留まらず、各学部間の垣根を越えて、今後あらゆる研究者の皆さんが、「Scientific Visualization」の重要性、可能性を少しずつ考えていって下さればと思います。
そして日本の最高学府である東京大学とともに、この分野を発展させていくことが出来ればと思います。
2010年3月24日 瀬尾拡史
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これまでご支援下さった全ての方に改めて心より感謝致します。
2010年03月22日
日本に居場所はあるのか。
今日は、国立天文台の知り合いの方の紹介で、
「第9回自然科学研究機構シンポジウム ビックリ4Dで見るサイエンスの革新」
に行ってきました。
自然科学研究機構は、昨年11月にパネリストとして参加させて頂いた、科学未来館でのシンポジウム
「身体の中のにぎやかな世界 ~ライブイメージング技術で見えてきた、細胞たちの働く姿~」
でとても深く関わったと言うこともあり、その点でも今日のシンポジウムはとても楽しみにしていました。
結論:メチャメチャ面白かった。そして考えさせられました。
以下、自分が忘れないように、と言う意味も込めて少々長めに。
まず、全体を取りまとめていらっしゃる岡崎統合バイオサイエンスセンターの永山國昭先生の考え方が、僕の考え方ととても似ている点に感激しました。
永山先生は、「Avatarに迫るサイエンス映像を。」と何度も仰っていました。僕も取材を受けるときに、よく次のような説明をしています。
「Star Warsをイメージして下さい。色んな惑星や飛行機などが出てきます。惑星が分子になり、飛行機がシグナルになったと考えて下さい。ときどき出てくる凶悪な敵はウィルスか細菌です。しかも、それぞれの形や動きは科学的に正確です。すると、大迫力のサイエンス映像が出来ますね。」
僕は常にそう言う映像を作りたいと思っています。今はまだ学生で、予算もほとんど使えないし、機材も無いし、ましてや人を雇って何かしてもらうなんてことは全く出来ませんが、エンターテイメントとしても非常にクオリティの高いサイエンス映像を作るために、CTやMRIで画像を取って3DCGとして使いたいし、蛍光タンパクか何かで染めた物質の動きを計測して、その動きをそのままアニメーションに使いたい。
今日、永山先生を始め何人かの先生が仰っていましたが、画像や映像で見せるというのはとてつもない力を持ちます。画像や映像で何かを見せられると、それが本物だと簡単に信じてしまう傾向が非常に高くなります。だから、特にサイエンスを題材にした画像や映像を作る際には、少なくとも基本的なサイエンスは絶対に作品に取り入れなければいけない。
サイエンスのド素人にサイエンス映像を作らせるのはあまりにも危険が伴いすぎています。アーティストというのは自分の個性を主張したいと言う願望が非常に強いと言う特徴がありますから、それを許してしまうと科学は二の次、自分が表現したいものを優先してしまい、その作品を見る多くの人を誤った方向へ突き進めてしまうことになります。
その意味でも、サイエンスとアートとの両方をわかっている人材は非常に重要なのです。
ただ、日本とアメリカとの違いを改めて痛感したのが今日のパネルディスカッションで、ユタ大学の大綱英生先生によれば、ユタ大学にはComputer Imagingのためのセンターがあり、しかもそれはAdobeの寄付によって立てられ、大学院生にはMayaの講義や実習もあり、研究者がMayaのような優れたソフトを研究に応用しているそうです。そして、研究者の要望に合わせてpluginを書いたりすることが、職としてしっかり確立されているのだとか。そんなのは当たり前なはずなのに日本には全くない。ポストがない、研究者がそれを職として認めていない、ソフトを書いただけでは論文になりにくい、評価されにくい、など、悲しい問題が日本には多いようです。こんな当たり前のことを出来ていない日本にいることが悲しくなります。
今日はハリウッドから、アカデミー賞も受賞されたデジタルドメインの坂口亮さんもいらしていたのですが、坂口さんも「アメリカではVFXの研究者がアカデミー賞で受賞されるという、日本では有り得ないことが普通に行われている。」と仰っていました。業界の中で偉大な功績を挙げた人物には、業界が用意した非常に名誉な賞が与えられる。人間、目標になるものがなければ向上しません。当たり前のことが当たり前になる日が日本にも来て欲しい。
立花隆氏も「日本ではアウトリーチ的な映像を作って一般社会から評価を得られても、学者としての経歴にならない」と仰っていました。
4D2Uプロジェクトで一般社会から絶大な人気を得ている、国立天文台の小久保英一郎先生は、「アウトリーチで作った映像は研究に貢献するかと言われると、あまり貢献はしないかも。」と仰っていました。
僕が作る映像もまさにその通りで、「細胞の世界」「心タンポナーデ」そして裁判員裁判での3DCGも、一般社会からは割と評価をして頂いているのですが、それで論文になるわけでもないし、学者の世界で評価されるかと言われるとたぶんされないでしょう。最初からそんなものは目指していないので気にしてはいないのですが、東大にいると「で、治療に役立つの?」とか「論文に載るか載らないかが大事。画像や映像を作ったら、それをもとに統計を取ったり何なりして論文に載せることを考えろ。」とかそんなことを言われることが時々あります。
何故そう言う発想しかないのか。そう言う話を聞く度にとても残念な気持ちになります。一般社会から評価をしてもらい、支持を得られれば結果として研究もしやすくなるだろうし、予算だってたくさんつくかもしれない。そうやって結果的に学術の世界に貢献すればそれだけで十分素晴らしいことなのではないだろうか。日本でそれが評価されないのであれば、日本にいることの魅力はほとんどない。
永山先生のようにとても影響力のある偉大な先生がサイエンス映像に強い関心を持たれ、日本でもこの分野を何とかしていこうと考えていらっしゃることは僕にとってはとても期待が大きく、日本に光が見える方向に物事が進むことを望んでいます。僕自身も、出来ることがあるなら何でもしたいです。
幸い、11月の科学未来館でのシンポジウムのお陰で永山先生は僕のことを既にご存じでいらして、今日のシンポジウム後に少しお話しをさせて頂くことが出来ました。先生と協力して何かしたい。漠然とそう思いました。
懇親会や2次会にも出席させて頂くことが出来、分子科学研究所の大島康裕先生や、サイエンス映像を科学的な立場から行っている武蔵野美術大学の三浦均先生、国立天文台の小久保先生、デジタルドメインの坂口さん、ユタ大学の大綱先生とかなり真剣トークでそれぞれ30分以上お話しさせて頂き、改めて自分の今後について考えさせられる契機となりました。
全然まとまっていない文章ですが、思っていたことを編集無しにダダダーと書いてみました。
読んで下さった方がもしいらっしゃいましたら本当にありがとうございます。
「第9回自然科学研究機構シンポジウム ビックリ4Dで見るサイエンスの革新」
に行ってきました。
自然科学研究機構は、昨年11月にパネリストとして参加させて頂いた、科学未来館でのシンポジウム
「身体の中のにぎやかな世界 ~ライブイメージング技術で見えてきた、細胞たちの働く姿~」
でとても深く関わったと言うこともあり、その点でも今日のシンポジウムはとても楽しみにしていました。
結論:メチャメチャ面白かった。そして考えさせられました。
以下、自分が忘れないように、と言う意味も込めて少々長めに。
まず、全体を取りまとめていらっしゃる岡崎統合バイオサイエンスセンターの永山國昭先生の考え方が、僕の考え方ととても似ている点に感激しました。
永山先生は、「Avatarに迫るサイエンス映像を。」と何度も仰っていました。僕も取材を受けるときに、よく次のような説明をしています。
「Star Warsをイメージして下さい。色んな惑星や飛行機などが出てきます。惑星が分子になり、飛行機がシグナルになったと考えて下さい。ときどき出てくる凶悪な敵はウィルスか細菌です。しかも、それぞれの形や動きは科学的に正確です。すると、大迫力のサイエンス映像が出来ますね。」
僕は常にそう言う映像を作りたいと思っています。今はまだ学生で、予算もほとんど使えないし、機材も無いし、ましてや人を雇って何かしてもらうなんてことは全く出来ませんが、エンターテイメントとしても非常にクオリティの高いサイエンス映像を作るために、CTやMRIで画像を取って3DCGとして使いたいし、蛍光タンパクか何かで染めた物質の動きを計測して、その動きをそのままアニメーションに使いたい。
今日、永山先生を始め何人かの先生が仰っていましたが、画像や映像で見せるというのはとてつもない力を持ちます。画像や映像で何かを見せられると、それが本物だと簡単に信じてしまう傾向が非常に高くなります。だから、特にサイエンスを題材にした画像や映像を作る際には、少なくとも基本的なサイエンスは絶対に作品に取り入れなければいけない。
サイエンスのド素人にサイエンス映像を作らせるのはあまりにも危険が伴いすぎています。アーティストというのは自分の個性を主張したいと言う願望が非常に強いと言う特徴がありますから、それを許してしまうと科学は二の次、自分が表現したいものを優先してしまい、その作品を見る多くの人を誤った方向へ突き進めてしまうことになります。
その意味でも、サイエンスとアートとの両方をわかっている人材は非常に重要なのです。
ただ、日本とアメリカとの違いを改めて痛感したのが今日のパネルディスカッションで、ユタ大学の大綱英生先生によれば、ユタ大学にはComputer Imagingのためのセンターがあり、しかもそれはAdobeの寄付によって立てられ、大学院生にはMayaの講義や実習もあり、研究者がMayaのような優れたソフトを研究に応用しているそうです。そして、研究者の要望に合わせてpluginを書いたりすることが、職としてしっかり確立されているのだとか。そんなのは当たり前なはずなのに日本には全くない。ポストがない、研究者がそれを職として認めていない、ソフトを書いただけでは論文になりにくい、評価されにくい、など、悲しい問題が日本には多いようです。こんな当たり前のことを出来ていない日本にいることが悲しくなります。
今日はハリウッドから、アカデミー賞も受賞されたデジタルドメインの坂口亮さんもいらしていたのですが、坂口さんも「アメリカではVFXの研究者がアカデミー賞で受賞されるという、日本では有り得ないことが普通に行われている。」と仰っていました。業界の中で偉大な功績を挙げた人物には、業界が用意した非常に名誉な賞が与えられる。人間、目標になるものがなければ向上しません。当たり前のことが当たり前になる日が日本にも来て欲しい。
立花隆氏も「日本ではアウトリーチ的な映像を作って一般社会から評価を得られても、学者としての経歴にならない」と仰っていました。
4D2Uプロジェクトで一般社会から絶大な人気を得ている、国立天文台の小久保英一郎先生は、「アウトリーチで作った映像は研究に貢献するかと言われると、あまり貢献はしないかも。」と仰っていました。
僕が作る映像もまさにその通りで、「細胞の世界」「心タンポナーデ」そして裁判員裁判での3DCGも、一般社会からは割と評価をして頂いているのですが、それで論文になるわけでもないし、学者の世界で評価されるかと言われるとたぶんされないでしょう。最初からそんなものは目指していないので気にしてはいないのですが、東大にいると「で、治療に役立つの?」とか「論文に載るか載らないかが大事。画像や映像を作ったら、それをもとに統計を取ったり何なりして論文に載せることを考えろ。」とかそんなことを言われることが時々あります。
何故そう言う発想しかないのか。そう言う話を聞く度にとても残念な気持ちになります。一般社会から評価をしてもらい、支持を得られれば結果として研究もしやすくなるだろうし、予算だってたくさんつくかもしれない。そうやって結果的に学術の世界に貢献すればそれだけで十分素晴らしいことなのではないだろうか。日本でそれが評価されないのであれば、日本にいることの魅力はほとんどない。
永山先生のようにとても影響力のある偉大な先生がサイエンス映像に強い関心を持たれ、日本でもこの分野を何とかしていこうと考えていらっしゃることは僕にとってはとても期待が大きく、日本に光が見える方向に物事が進むことを望んでいます。僕自身も、出来ることがあるなら何でもしたいです。
幸い、11月の科学未来館でのシンポジウムのお陰で永山先生は僕のことを既にご存じでいらして、今日のシンポジウム後に少しお話しをさせて頂くことが出来ました。先生と協力して何かしたい。漠然とそう思いました。
懇親会や2次会にも出席させて頂くことが出来、分子科学研究所の大島康裕先生や、サイエンス映像を科学的な立場から行っている武蔵野美術大学の三浦均先生、国立天文台の小久保先生、デジタルドメインの坂口さん、ユタ大学の大綱先生とかなり真剣トークでそれぞれ30分以上お話しさせて頂き、改めて自分の今後について考えさせられる契機となりました。
全然まとまっていない文章ですが、思っていたことを編集無しにダダダーと書いてみました。
読んで下さった方がもしいらっしゃいましたら本当にありがとうございます。
2010年03月20日
大成功でした!
今日は本当に楽しい1日でした。
NHKの生放送はスーツだとアウェイ感が凄かったので、急遽旅行用のケースにスーツ類一式詰めて普段着で秋葉原へ。学会用の資料とかも詰め込んでいったので、出張から帰ってきた人みたいになってしまいました。
12時に中継場所に到着して、デジハリの学生さんたちとご挨拶。その後カメラ無しでのリハーサル、カメラ付き&夏川純さん付きリハーサルのあと、本番となりました。
昨日のリハーサルでも感じたのですが、アナウンサーの高市佳明さんがとても気配りをして下さる方で本当に感激しました。生放送で時間オーバーが絶対に許されない中で、話すスピードやコメントなどをその場の判断でコントロールしながら、且つ周りの出演者に気配りをさせている姿を見て、こういう大人になりたいな、と思いました。
そしてアイドルの夏川純さん。今までアイドルには何となく偏見のようなものもあったのですが、今日の姿を見て少し考え方が変わりました。リハーサルをやっている時点で話の展開などは全てわかっているはずなのに、本番では全てをその時初めて聞いたかのような驚きの声や仕草などをちゃんとしていて、やらせとかそう言うことではなく、これも最初は結構大変だったんだろうなと思いながら見ていました。素晴らしい才能だと思います。
そして綺麗な人が隣に立っていたのでテンションアップ↑↑
先ほど帰宅してやっとテレビで自分の出演シーンを見ることが出来ました。何とかうまくいったかな。
生中継終了後は皆さんすぐに次の中継場所に移動と言うことでサインを貰えなかったのが残念。。。まぁそんなもんです。
で、パン買って急いで食べてスーツに着替えてすぐに東京駅に移動。
サイエンス映像学会では少しだけ発表時間がオーバーしてしまいましたが、かなりインパクトのある学会発表を出来たのではないかと思います。
発表後の懇親会などで多くの方に話しかけて頂けたのがとても嬉しかったです。
4カ所くらいから「うちでも講義してくれませんか。」と言うようなお話しをして頂きました。時間さえ合えばどこでも行きますよ!
ディスカバリーチャンネルの現副社長の方ともお話しできました。日本発のコンテンツを作るときがあればぜひとも何らかの形で協力したいですね。
少しずつ、少しずつですが、人脈の輪が広がって行っていることがとても嬉しいです。
帰宅したらまた新しく取材申し込みのメールが入っていました。来週は取材3件?かも?
4月からは病院実習でまた忙しくなるので、3月中に出来るだけのことをしておきたいです。
いやぁ、実に楽しい土曜日だった。
今日はもう疲れしまったので写真アップなどはまた後日と言うことで…
NHKの生放送はスーツだとアウェイ感が凄かったので、急遽旅行用のケースにスーツ類一式詰めて普段着で秋葉原へ。学会用の資料とかも詰め込んでいったので、出張から帰ってきた人みたいになってしまいました。
12時に中継場所に到着して、デジハリの学生さんたちとご挨拶。その後カメラ無しでのリハーサル、カメラ付き&夏川純さん付きリハーサルのあと、本番となりました。
昨日のリハーサルでも感じたのですが、アナウンサーの高市佳明さんがとても気配りをして下さる方で本当に感激しました。生放送で時間オーバーが絶対に許されない中で、話すスピードやコメントなどをその場の判断でコントロールしながら、且つ周りの出演者に気配りをさせている姿を見て、こういう大人になりたいな、と思いました。
そしてアイドルの夏川純さん。今までアイドルには何となく偏見のようなものもあったのですが、今日の姿を見て少し考え方が変わりました。リハーサルをやっている時点で話の展開などは全てわかっているはずなのに、本番では全てをその時初めて聞いたかのような驚きの声や仕草などをちゃんとしていて、やらせとかそう言うことではなく、これも最初は結構大変だったんだろうなと思いながら見ていました。素晴らしい才能だと思います。
そして綺麗な人が隣に立っていたのでテンションアップ↑↑
先ほど帰宅してやっとテレビで自分の出演シーンを見ることが出来ました。何とかうまくいったかな。
生中継終了後は皆さんすぐに次の中継場所に移動と言うことでサインを貰えなかったのが残念。。。まぁそんなもんです。
で、パン買って急いで食べてスーツに着替えてすぐに東京駅に移動。
サイエンス映像学会では少しだけ発表時間がオーバーしてしまいましたが、かなりインパクトのある学会発表を出来たのではないかと思います。
発表後の懇親会などで多くの方に話しかけて頂けたのがとても嬉しかったです。
4カ所くらいから「うちでも講義してくれませんか。」と言うようなお話しをして頂きました。時間さえ合えばどこでも行きますよ!
ディスカバリーチャンネルの現副社長の方ともお話しできました。日本発のコンテンツを作るときがあればぜひとも何らかの形で協力したいですね。
少しずつ、少しずつですが、人脈の輪が広がって行っていることがとても嬉しいです。
帰宅したらまた新しく取材申し込みのメールが入っていました。来週は取材3件?かも?
4月からは病院実習でまた忙しくなるので、3月中に出来るだけのことをしておきたいです。
いやぁ、実に楽しい土曜日だった。
今日はもう疲れしまったので写真アップなどはまた後日と言うことで…












